石山蓮華のマイペースな電線愛に教わる、長いスパンで幸せに生きるコツ

石山蓮華のマイペースな電線愛に教わる、長いスパンで幸せに生きるコツ

「調査隊コラム:好きなものの愛し方は人の数だけ。」vol.2

SPONSORED:『出会えた“好き”を大切に。』
インタビュー・テキスト:松井友里 撮影:小林真梨子 編集:野村由芽
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石山蓮華さんが読者から集まった「好き」を形にするためのお悩みに答える

ここからは、She is読者の方々から送っていただいた「好き」にまつわるさまざまな質問に、石山蓮華さんにお答えいただきました。

Q. 好きなものを、反論できないような理屈で否定されることがあります。
A. 自分の伝え方を見直してみたり、伝える相手として適切だったのかを考えてみる。気になるので、私信をいただければと思います。

「好きなもの」を誰かに知らせたいけど、ときどき知らせた相手に「それは〇〇だからダメなものだ」と反論できないような理屈で否定されることがあります。「好き」という気持ちを共有したいと思っただけなのに、悔しさや悲しさを味わうことになってしまうことがあるんです。それどころか、その相手に対する「嫌い」が生じてしまったり……。石山さんはそんな経験はありますか?そんな時、どう対処すればいいと思いますか??

石山:好きなものを否定されて、悔しさや悲しさを味わった経験は私もあります。私だったら、自分の伝え方を見直してみたり、伝える相手として適切だったのかを考えてみると思います。あとは、「それは〇〇だからダメなものだ」の〇〇という理屈について、つっこんで聞いてみるかもしれないです。でも、その言葉に耳を傾けてくれないような人だったら、もう何も言わないですよね。自分が好きなもののよさを自分で分かっていれば、それでいいんじゃないかなと思います。

この方が何を好きで、どうして否定されたのかが、すごく気になります。例えばその好きなものが、誰かを傷つけるようなものだったり、誰かの犠牲のうえに成り立つようなものだとしたら、好きなものの実態についてもう一度考えてみる必要があるかもしれませんが、そんなことはないのに否定されたのであれば、どうしてなのかなって。なので、何が好きでどういう理屈で否定されたのか、具体的に教えていただけたら、可能な範囲で考えてメールでお返ししますので、私信をいただければと思います。

Q. 20代のうちに好きと思えることに飛び込みたい気持ちと選ばれた人しか活躍できないのではという葛藤。
A. 手の届く範囲からやってみて。

建築を見るのが好きだけど、デザインの勉強はしたことがない、今は全く違う業界にいる社会人3年目です。20代のうちに好きと思えることに飛び込みたい気持ちと選ばれた人しか活躍できないのではという葛藤で悩んでいます。石山さんならどう行動しますか?

石山:私も、電線を見るのも撮るのも好きだけど、しっかり学んだことはないんです。

電線でいえば製造や設計、敷設、リサイクル、それに関わる新聞記者や、現場の人をサポートする役割の人などさまざまな仕事があります。さらにその業界の外部には、私のように写真を撮って喜んでいるような関わり方の人もいるのだなと最近少しずつ分かってきました。

建築に関しても想像以上に多種多様な仕事があると思うので、どんな関わり方があるのかを知ってみるのも、好きを深掘りし、飛び込むきっかけになるかもしれません。

別の業界で働いているんだったら、まずは仕事をしながら学校に行ったり、独学でデザインの勉強をしてみてもいいんじゃないかなと思います。勉強し始めてみたら、意外と自分には合わなかったとか、仕事以外の関わり方でも満足する可能性もあると思うんです。なので、手の届く範囲からやってみて、もっと続けたくなったらやった方がいいと思うし、「あんまりだな」と思ったら、そこでやめてみてもいいと思います。

Q. アイドルとか自分のイメージから離れてるものをなぜか堂々と好きって言えない。
A. 裏アカをつくってみてはどうでしょう?

アイドルとか自分のイメージから離れてるものをなぜか堂々と好きって言えないです。

石山裏アカをつくってみてはどうでしょう? 普段堂々と好きだと言えないものについて好きな気持ちを言いやすいのがインターネットだと思うので、Twitterとかインスタとかブログとか、言いやすい場で出していくといいんじゃないかと思います。

受け入れてくれなさそうな相手にあえてぶつかって、「好き」でぶん殴りに行くみたいなことも楽しくはあるんですけど、そこまで向き合わなくていい相手なのであれば、別の場所を探すのは一つの手だと思います。アイドルがお好きなら、一緒に応援してくれるファン仲間も比較的つくりやすいのではないでしょうか。とはいえ、周りに言ってみたら、意外と「あ、そうなんだ」くらいの感じで受け入れられる可能性もあるかもしれないですよね。

Q. 好きなことを続けていると義務になって好きじゃなくなってしまう。
A. 長いスパンで考えてみてもいいかもしれません。

好きなことを続けていると義務になって好きじゃなくなってしまいます、どうしたらいいですか。

石山:分かります。私も、毎日続けることが本当にできなくて、本が好きなのに、ブックカバーチャレンジも二日で終わってしまいました……(笑)。表に向けて発表したり、仕事にするような場合は、数や強度が求められがちだと思うし、戦わなければいけない部分があると思いますが、そうじゃないのであれば、ゆっくり自分のペースで、やりたいときに、たまにやるのでもいいんじゃないかと思います。

続けたかったら続けられるし、たとえ続けられなくても、それはけして悪いことじゃないと思います。長いスパンで考えてみてもいいかもしれません。例えば、15年先まで続けると考えてみたら、浮き沈みがありながらも、結果として点が線になっているんじゃないかと思うんです。

撮影の合間にも、道々にある電線について楽しげに解説してくれたり、いい電線を発見しては、写真を撮っていた石山さん。物事をまなざすための視力を育むことで、日々の暮らしはまだまだ輝きを増すことができるのだと、石山さんの姿を見ていると感じられます。世界への解像度と感受性を高め、自分だけのきらめきや、身体に合った速度を見つけることは、生きるうえでの選択肢と視野を広げてくれるはず。自分らしいペースを保ちながら、「好き」と歩んでみませんか。

PROFILE

石山蓮華
石山蓮華

電線愛好家・文筆家・俳優。
電線愛好家としてテレビ番組や、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」「能町みね子のTOOMUCH LOVER」などに出演するほか、日本電線工業会「電線の日」スペシャルコンテンツの監修、オリジナルDVD『電線礼讃』のプロデュース・出演を務める。
主な出演作に映画『思い出のマーニー』、舞台『五反田怪団』(作・演出:前田司郎)、『遠野物語-奇ッ怪 其ノ参-』(作・演出:前川知大)、川谷絵音ソロプロジェクト『独特な人』、NTV「ZIP!」など。ライターとして「ホンシェルジュ」「Rolling StoneJapan」「月刊電設資材」に連載中。

INFORMATION

サイト情報
『出会えた“好き”を大切に。』

『出会えた“好き”を大切に。』
いろいろな経験をした結果
出会った“好き”に囲まれていると、
自分らしくいられる気がする。
“好き”にまっすぐだからこそ、
こだわりを貫けたり、
やりがいが感じられたり、
心が満たされたりする。

そんな、自分らしい“好き”は
日々の暮らしの中に
心地よい風を呼び込んでくれる。
だから、出会えた“好き”を大切に。

出会えた“好き”を大切に。|リクルートスタッフィング ビームス

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