幼少期からホテルをつくりたいと思い続け、大学時代にホテルの経営をはじめた龍崎翔子さんが手掛ける「HOTEL SHE, OSAKA」と「HOTEL SHE, KYOTO」。
新型コロナウイルス状況下においても「ホテルシェルター」(参考記事:STAY HOMEできない人に選択肢を与える「ホテルシェルター」ができるまで)など、変わりゆく時代のなかですこしでも生きやすさをもたらす選択肢を「HOTEL SHE,」では提供していましたが、7月の特集「癒やしながら」のギフトではMembersのみなさまに「HOTEL SHE, OSAKA」と「HOTEL SHE, KYOTO」の宿泊料金が15%OFFになる特典をプレゼント中です。
今回はより「HOTEL SHE,」の魅力を知っていただくために、宿泊するときの豆知識やこれまでのお客様のエピソードをご紹介。「SHE」つながりでもともと交友もあるSHE IS SUMMERのMICOさんから、ホテルを手掛ける龍崎翔子さんに5つの質問をしていただきました。
ホテルは衣食住を包括した、ライフスタイルを試着できる空間
・翔子ちゃんにとって、ホテルのいちばんの魅力は?(MICO)
衣食住を包括した、ライフスタイルを試着できる空間なところ! 自分の日常とは異なる、誰かの生活を追体験することで新しい出会いが生まれるから。(龍崎翔子)
お客様にも追体験していただきたいと思ってホテルに設置したレコード
・SHE,に宿泊する時に知っておくとより楽しめる豆知識や裏話を教えてください!(MICO)
SHE,にレコードプレイヤーが置いてあるのは、SHE,を作る前の年のクリスマスに彼氏からレコードプレイヤーをもらったのがきっかけ。それまでかっこいいな~とは思ってたけど欲しいとは思っていなかった、自分にとって異文化な存在がパーソナルスペースにあることで「針を落とす」の意味を知ったし、それまで素通りしていたレコードショップに立ち寄るようになったり、DJを始めたりと自分にとって未知の扉を開く出来事となったのが印象的で、これをお客様にも追体験していただきたいと思ってホテルに設置しました!(龍崎翔子)
SHE,で付き合ったカップルも。いつもドラマが生まれている場所
・ホテルはただ泊まるだけじゃなく、誕生日などイベント時に装飾などするために借りることもあると思うのですが、これまでのお客様の素敵エピソードがあれば知りたいです。(MICO)
SHE,で付き合ったカップルが、“記念日や誕生日に思い出の場所だから”とSHE,にあそびにきてくれたり、SHE,に泊まりたいと思ってくれてる彼女のために、彼氏がサプライズで誕生日にSHE,につれてきてくださったり、夜中にホワイトデーのこと忘れてて今から彼女に何かしたいんです! とフロントに来られてスタッフ総出で必死で深夜に開いてるお花屋さんを探したりと、いつもドラマが生まれています。(龍崎翔子)
影響は、ママ・シェルター、ハートカクテル、永井博、Sketch、イーグルスの“ホテル・カリフォルニア”などから
・翔子ちゃんがSHE,を作る上で影響を受けた作品や人物や言葉etc……何でも何個でもいいので知りたい!(MICO)
ホテルとしては「ママ・シェルター」が大きいかも。文化的なところでいうと、わたせせいぞうの漫画『ハートカクテル』、永井博のイラストあたりの影響も大きいです。「HOTEL SHE, KYOTO」はさらに、内装ではロンドンのカフェ「Sketch」にインスパイアされているのと、イーグルスの“ホテルカリフォルニア”のストーリーを下敷きにコンセプトを作っています。(龍崎翔子)
本当の意味でのライフスタイル(在り方)を提案できるメディアとしてのホテルに
・これからの世の中で、SHEが目指すビジョンは?(MICO)
新しい価値観や、本当の意味でのライフスタイル(在り方)を提案できるようなメディアとしてのホテルになりたいです!(龍崎翔子)
店舗情報
HOTEL SHE, OSAKA
大阪・弁天町にある文化と旅人とのメディアとなるような新しい形のホテル
HOTEL SHE, KYOTO
京都の中央を貫く烏丸通のロードサイドにひっそりと佇む旅の果てのオアシス