大変な時こそ
笑うことの自由さに気づく

haru.

ここ最近は、ずっと家で仕事をしている。もちろんコロナウイルスの影響で、だ。
ぽつりぽつりと増えていく不安は、慣れない料理をして紛らわせている。

そんな中、本当に久しぶりにHIGH(er)magazineのメンバーとテレビ通話をした。私たちは学生時代にインディペンデントマガジンをつくっていたけれど、就職や卒業などでそれぞれの道に進んだ。こうして集まるのも今や珍しいことだ。
出会った頃はみんなまだ10代だったのに、いつの間にかみんな当時とは全く違う悩みを抱えている。職場での人間関係や、身体も無理が利かなくなってきたね、とかそんな話。変わらないのはこの笑顔と、やっぱり音楽担当のまゆはこういう時にいないってこと。

大好きなことを恥ずかしげもなく大好きだと叫んだり、悲しみに明け暮れたりしながらハイアーをつくっていた時間は、私たちにとって他には変えがたいものだった。
健やかな心のためにも、今あれが必要だ。

大変な時こそ、笑うことの自由さに気づく。

だから私たち、また一緒につくります。
こんな時だからこそ。
形は変わっても、また届けたい。

待っててね。