She isでは、GirlfriendsとMembersのみなさま同士の出会いや、対話を重ねる機会をつくり、そこからともに創造し、行動していく場所である「Girlfriends ROOM」をオンラインで実施しています。
第1回目のレポートはこちらから(東佳苗とShe is編集部が夜に話した、自信を失うとき、快復するとき)
7月28日(火)の20時から開催するGirlfriends ROOMの第2回目のゲストは、ソウル出身のアーティスト、イ・ランさんと翻訳者のすんみさん。86年ぶりに3刷となった『文藝』2019年秋季号特集『韓国・フェミニズム・日本』(河出書房新社)から、日韓の書き手たちによる短編小説を集めてパワーアップした『小説版 韓国・フェミニズム・日本』の刊行にあわせ、短編「あなたの能力を見せてください」(斎藤真理子訳)の寄稿で参加したイ・ランさんと、『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者であるチョ・ナムジュによる「離婚の妖精」(小山内園子・すんみ訳)の翻訳を担当したすんみさんをお招きします。
韓国でフェミニズムが広く注目を集め、様々な行動が起こされてから数年がたち、日本でもようやく声が上がるような状況になってきたように思いますが、韓国の小説やエッセイ、そして現実の動きを見ていると、性別をとわず個人の人権や尊厳を守るために声をあげることや、他者との関わり方、ひとりひとりが心地よく生きていくための思考と行動の実践について、日本で暮らしている個人として、学べることがたくさんあるように感じています。
そこでこの度のイベントでは、『小説版 韓国・フェミニズム・日本』に書かれている事象を見つめながら、韓国と日本で生きる女性、ひいては個人がこれから心地よく生きていくにはどのように考え、行動できるのか、ということを考えていく時間になればと考えています。当日は、She isのMembersの方々から『小説版 韓国・フェミニズム・日本』にまつわる感想を事前に募り、そちらにコメントいただく形でトークをすすめていくことで、トークイベントでありながら読書会のような雰囲気もつくれたらと思っております。
現在は新型コロナウイルスの影響により、引き続き「移動」が難しい現状ではありますが、そのような中でも文学や物語を通じて、離れていても出会うべく他者は交流していけると考えており、この時間が、そういった場所になればと願っています。
ゲスト
司会
野村由芽、竹中万季(She is)
協力:
河出書房新社
<こんなことを話すかも?>
・『小説版 韓国・フェミニズム・日本』について
・韓国文学を翻訳すること、韓国文学が翻訳されることについて
・韓国と日本の女性/個人の生き方の現状と希望について。異なる文化を学ぶことについて
・新型コロナウイルスがもたらした、個人の生活や、文学への影響、変化など
・She is Membersによる『小説版 韓国・フェミニズム・日本』にまつわる感想に対するコメント
・She is Membersからの質問コーナー
etc…
内容:
She is Girlfriends ROOM vol.2「『韓国・フェミニズム・日本』を語る」(ゲスト:イ・ランさん、すんみさん)
日時:
2020年7月28日(火)20:00~21:30(予定)
開催場所:
「YouTube」を利用して開催します。
※当日は、YouTubeのコメント機能からコメントをすることができます。
参加対象者について:
She isのMembers(月額800円)
Membersのみなさまにはオンラインで開催されるさまざまなイベントにご参加いただけるほか、Members限定記事の閲覧や、メールマガジンのお届けなどを行っております。ぜひ、この機会に参加してみてくださいね!
<Membersに登録する>
申し込みについて:
下記のGoogleフォームから【7月24日(金)まで】にお申し込みください。
視聴いただけるYouTubeのURLに関しては、7月27日(月)中に、She isからのメールマガジンでお送りいたします。ご参加希望の方は、7月24日(金)までにShe is Membersへの加入をお願いいたします。
参加費:
無料
今回のイベントは、『小説版 韓国・フェミニズム・日本』を未読でもご参加いただけますが、読んだうえで参加すると、より楽しめる内容になる予定です。よかったら、本屋やオンライン書店でお買い求めください。
また、7月29日(水)のShe is MEETINGでは、韓国や日本のフェミニズムについてMembersのみなさまとzoomでより深く、直接対話する少人数の会をもうける予定です。こちらの詳細もお楽しみに!