「自分らしく?」をテーマに、「VOICE」を書いていただける方の公募をスタートします。
「癒やしながら」 コンセプトメッセージ
「自分らしく?」
わたしは、わたしのために。
あなたは、あなたしかいないよ。
わたしやあなただけの、比べられない魂の形がある。
「自分らしく」という言葉。
自分が自分であることが、
あなたがあなたであることが、
まぎれもなく尊重されること。
でもいつまで、この言葉を言わなくてはいけないんだろう?
わたしはちゃんと、したいことをして、
したくないことをしないと選べる自由を手にしていますか?
あなたはちゃんと、誰のことも見下さず、誰からも見下されず、
安心して過ごせていますか?
未来からきたあなたやわたしが、
あたりまえにかろやかに
胸をはって光の中にいるように。
一步ずつ、自分らしく進める道をゆく。
小さな灯りがひとつともれば、あとは大丈夫。
ゆこう。
「自分らしく」という言葉をきいて、目にして、今なにを思い浮かべますか? 2017年9月のはじまりのときからShe isが掲げているメッセージは「自分らしく生きる女性を祝福する」というものですが、この場所をつくった当初、「こうあるべき」「こうでなくてはいけない」といったあらゆるプレッシャーが世の中に溢れ、それが自分たちを含むひとりひとりの本当の心を押し込めてしまっていると感じていました。そこで「自分らしく生きる」という言葉を言わなくてもいい日がくるまで、この言葉を掲げる必要があると考えていました。
それから3年がたち、#MeToo運動や、政治への関心、フェミニズムの話題など、不平等や不公平な事象に関してひとりひとりが声をあげる場面が増えました。それらは、「ないがしろにされていた個人の声」に気づかせ、そうたらしめている「システム」とそのゆさぶりに繋がっています。いまだ変われていないこと、可視化されずに変わることを待っている問題も多く存在していますが、悩み、思考し、行動し、手をとり続けようとする限り、わたしたちは少しずつ進化し続けることができるのだという手応えを感じた3年間でもありました。
「自分らしく」という言葉は便利な言葉です。それゆえに、広告のコピーで、会社の会議で、濫用されていた場面もあったかもしれません。あるいは、自分はまぎれもなく自分であるのに、「自分らしい」というのはどういうことだろう? と違和感を覚える人もいるかもしれません。しかし同時に、いまも「自分自身でいることを許されない」ことに苦しんでいる人もいます。わたしはいま、わたしが、そしてわたしたちが、「自分らしく」いるためになにができるでしょうか? あるいはその言葉をアップデートしていく必要があるでしょうか? それともやはり、「自分らしく」という言葉には本質的にわたしたちが自由でいられるための余白があるでしょうか?
自分の好きなものを好きと言えること。なりたいわたしになれていること。自分が自分であることが脅かされない、安心な場所で暮らせていること。のびのびと生きている心地がすること。「自分らしさ」に縛られない自分らしさをいつだって手にいれていいこと。2020年9月現在のShe isは、引き続き「自分が本当に自分自身でいられること」のありかたややりかたを探っていく必要があると考えていますが、日本で暮らすわたしたちの「自分らしさ」のグラデーションがここ数年で鮮やかになっていることを信じ、「自分らしさ?」の現在の色数をここに残し、数年後に振り返って前に進んでいることを確かめられるような、そんな特集を組みたいと考えています。
内容については、コンセプトメッセージを受けて自由に考えていただいて構いません。エッセイやショートストーリーのほか、ご自身の考察を含んだコラム、イラストやマンガ、写真・映像などの作品も大歓迎です。
公募の中から編集部が選んだ原稿・作品を1本、8月中をめどに掲載させていただきます。She isでは、ウェブマガジンやギフト、イベントなどを「Girlfriends」と呼んでいる魅力的な女性たちと編集部で一緒に作っており、「VOICE」の公募で選ばれた方にもGirlfriendsとしてご一緒できたらと思っております。
また、Members限定記事として、上記意外にもご応募いただいた作品のなかからいくつかの作品を掲載していけたらと思いますので、ぜひ奮ってご応募いただけたらうれしいです。
これまでの公募記事に関してはこちらからご覧いただけます。
原稿・作品について
・テキストがメインの場合、ファイル形式はWordで、docまたはdocx形式で保存をお願いします。Word内に画像を1枚以上入れ込んでくださいませ。ファイルは3MB程度でお願いいたします。
・イラストやマンガ、写真・映像などの作品の場合は、作品のデータとともに、どのような意図で作品をつくられたか、500〜1000文字程度で記載いただいたテキストファイルも添えていただけますと幸いです。
・原稿は、Google Drive、dropboxなど保存期間が無期限のファイル共有サービスに格納のうえ、格納URLの記載をお願いいたします。Google Driveやdropboxに格納する場合はリンク共有のみで閲覧・ファイルの保存ができるようになっているか、ご留意のうえご応募をお願いいたします。
応募方法
下記の応募フォームから応募をお願いいたします。
応募に関する注意
・今回の公募で、She isのウェブマガジンの一般公開記事として掲載できる記事は1本です。掲載させていただく方には謝礼をお支払いいたします。なお、記事を掲載する際には、必要な範囲内で編集部による編集を経て公開させていただく想定です(編集内容に関しては、もちろん事前にご確認いただきます)。また、プロフィールをウェブマガジン公開後Girlfriendsのページに掲載しますので、プロフィール画像やプロフィール文について、別途ご依頼をさせていただきます。
・一般記事としての掲載を見送らせていただいた方は、ご自身のブログなどで応募した原稿・作品を掲載していただいて構いません。また、She isのMembers記事としていただいた原稿・作品をそのまま掲載する場合がございますので、避けたい場合はご応募時にその旨をご記載くださいませ。また、Members記事として掲載する場合は編集を加えず、謝礼についてもお支払いでき兼ねますので、ご了承いただけますと幸いです。
〆切
9月30日
掲載についてのご連絡
一般公開記事として掲載する場合のみ、She is編集部よりご連絡いたします。Members限定記事としての公開の場合は、公開後のご連絡となりますので、限定記事での公開は避けたい場合はご応募の際にその旨を記載してくださいませ。
たくさんのご応募、お待ちしております!