She isでは、特集テーマをもとにGirlfriendsに選曲してもらったプレイリストを毎月Spotifyで配信。11月の特集テーマ「ははとむすめ」で曲を選んでくれたのは、今年5月にお子さんが生まれたばかりのアーティスト/ミュージシャンのショコラさんです。夫の片寄明人さんと「ショコラ&アキト」として音楽活動を行うなど、仕事もプライベートも音楽に溢れた生活を送っている彼女が、家族でゆっくり楽しみたいプレイリストをつくってくれました。
01:João Gilberto “Undiú”
アルバム『三月の水』(1973年)をアナログレコードの太い音で聴くのが大好きな我が家。全編歌詞がないスキャットなので、こどもといっしょに歌えそうだし、変拍子のリズムやハッとさせられるコードの数々もとってもおもしろい。
02:Willie Nelson “Rainbow Connection”
私自身もレーベルメイトのYeYeのEP『ハウスウォーミング』(2013年)でデュエットしている大好きな曲なのですが、このウィリー・ネルソンが歌うRainbow Connectionは特に好き。
03:Prefab Sprout “The King of Rock ‘N’Roll”
これを聴くとしばらく頭の中でループするくらいキャッチーなメロディーとフックのある歌詞。バンドの存在自体も好きだし、彼らの1980年代ファッションがダサ(野暮)かわいくて注目しちゃう。
04:Wham! “Wake Me Up Before You Go-Go”
ソングライター、アーティストとして尊敬しているWham!のジョージ・マイケル。家族で手拍子しながら踊りたい。
05:A Tribe Called Quest “Can I Kick It?”
シンプルなヒップホップのビート、言葉の乗せ方やリズムをこどもといっしょに感じ、楽しみたいです。
06:Sly & The Family Stone “Que Sera, Sera (Whatever Will be, Will be)”
わたしの父親が好きな曲「Que Sera, Sera(ケ・セラ・セラ)」。自分が大人になって、歌詞が本当に素晴らしいと感動しました。スライのヴァージョンのスローなアレンジ、ウーリッツァ(エレクトリックピアノ)やオルガン演奏もかっこよくって、とろけちゃいます。
07:Lô Borges, Solange Borges “Clube da Esquina N゜2 - Ao Vivo”
夫婦で大大大好きな曲。生後5か月の息子も好きなようなので、ゆっくりじっくり聴きたいです。
08.Dionne Warwick “Alfie”
バート・バカラックによる美しい旋律とディオンヌ・ワーウィックの歌唱、芸術の域ですね。
09:The Beatles “This Boy”
ビートルズは息子が生後まもないころから聴かせていて好反応。“This Boy”みたいなスローテンポで切ない曲は、(親譲りなのか?)特に好きなようで嬉しいです。