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非日常感のある旅を。She isが選んだ心が旅する台北スポット10選

活版印刷で名刺を作れる店、森の中に突然現れるカフェ

2018年7月 特集:旅に出る理由
テキスト:松本雛 編集:南彩加、竹中万季
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タピオカミルクティーや台湾かき氷といったスイーツでも取り上げられ、数々の名作映画、ドラマの舞台にもなっている魅惑的な都市の一つ、台湾・台北。レトロとモダン、西洋と東洋、明るさと暗さなど相対する魅力が混在するこの地に惹きつけられる人も少なくないのではないでしょうか。She isの連載「チーム未完成の『働くとは何ぞや』」に登場してくれたLIP・田中佑典さんが台湾と東京をつなぐ活動をしていることもあり、日本でも台湾の旬なカルチャーを味わえる機会が増えてきています。

今回は、現地で暮らすクリエイターが最新のスポットを紹介してくれるアジアのクリエイティブシティガイド『HereNow』で取り上げられた場所の中から、She is編集部が選んだ台湾・台北のトリップ感が味わえるスポットを10箇所紹介します。

異世界のよう? 中国やヨーロッパのアンティーク家具がひしめく秘密のカフェ/秘氏咖啡

ふらっと入ったはずなのに、帰る頃には「自分だけの秘密の場所」にしておきたくなってしまうようなカフェ「秘氏咖啡」。中国やヨーロッパのアンティーク家具に囲まれた薄暗い店内は「昔の上海」をモチーフにしており、異世界に迷い込んだような気分になる独特の空間です。産地直送の豆を挽いたこだわりのコーヒーと、コーヒーリキュール・ワイン・ウィスキーを隠し味にした自家製ティラミスが人気で、もともと理髮師だったというオーナーによる理髪サービスもあるそう(要予約)。台北に加え、台南と嘉義にも店舗を構えており、どれも古い建物をリノベーションした空間が必見です。

『HereNow』で「秘氏咖啡(ミーシーカーフェ)」を見る

古さと新しさが混在する街で、変わらない自分を再確認する/日星鑄字行

「私が私であることを表すもの」というと、真っ先に「名前」が思い浮かび
ます。旅先で自分の名刺を作り、どこの国にいても変わらない「私」を再確認する。そんなことができるお店が「日星鑄字行」です。台北有数の繁華街・中山にある、1969年に開業した伝統的な活字鋳造のお店で、漢字だけでなく、アルファベットやひらがな、カタカナも取り扱っており、自分の名刺作りにぴったり。周辺は古さと新しさが混在し、不思議な街並みが広がるエリア。ぜひ、お散歩がてら訪れてみてほしいお店です。

『HereNow』で「日星鑄字行」を見る

懐かしさ感じる酒釀デザートと雑貨のお店/心地日常

中国圏ではお馴染みの食べ物「酒釀」を使った、どこか懐かしさを感じる味のデザートがいただけるお店「心地日常」。酒釀とは、もち米を発酵させた甘酒のようなもの。ふわふわのかき氷に酒釀と白玉、キンモクセイの蜂蜜を添えた「桂花蜜酒釀白玉雪花冰」が看板メニューです。お店には、お茶、器、雑貨などの商品がセレクトされたショップも併設されているので、デザートの後は友人や自分へのお土産探しも楽しめます。

『HereNow』で「心地日常」を見る

生活に取り入れたい一品が見つかる「工芸の聖地」
/地衣荒物 Earthing Way

乾物や漢方薬などの老舗店が立ち並ぶ歴史ある問屋街・大稻埕(ダーダオチェン)にある「地衣荒物 Earthing Way」は、台湾と日本のクラフト用品を販売するセレクトショップ。丁寧に作られた手工芸品の美しさ、それを暮らしに取り入れる価値を伝えるこの店は、生活に取り入れたいお気に入りの一品を探すのにぴったりのお店です。並ぶ商品はどれも、伝統を感じさせつつも現代の生活に馴染むものばかり。台湾在住の工芸作家の作品が集まることからマニアの間では「工芸の聖地」とも呼ばれているそうで、店員さんによるひとつひとつのアイテムに詰まったストーリーの解説も魅力的なお店です。

『HereNow』で「地衣荒物 Earthing Way 」を見る

台湾、日本、香港、中国のマニアックなマンガとの新鮮な出会い/Mangasick

旅先は日常生活よりも初めて出会うものに先入観なしで素直に向き合える場でもあります。2013年にオープンしたサブカルチャーマンガ専門店「Mangasick」では、そんな「作品との新鮮な出会い」が楽しめるはず。独自のセレクトセンスで集められた台湾、日本、香港、中国のマニアックなマンガは全て、200元で飲めるドリンクといっしょに読むことができます。マンガ以外にも絵本や雑誌、ZINE、絶版本もたくさん揃っている「Mangasick」。普段は出会えないような本にときめくチャンスがあるかもしれません。

『HereNow』で「Mangasick」を見る

PROFILE

松本雛

大学に通いながら主にフィルムカメラで写真を撮っています。友人と共同で雑誌を作ったりもしています。田舎に移住すること密かに夢見ています。

INFORMATION

HereNow

HereNow(ヒアナウ)は、その街の「今」がわかるシティガイド。カフェ、バー、ホテル、ショップ、ギャラリーなど、今注目のスポットやおすすめイベントを厳選して紹介します。
HereNow(ヒアナウ) | アジアのクリエイティブシティガイド

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