自分にとってのメイン争点を、誰かにすり替えさせず、自信を持って一票を投じる。
かん:わからないなりに、納得できる投票ができる気がしてきました。
あんな:ほんと。とんふぃ先生、ありがとうございます。実は『ViVi』が特定の政党とコラボレーションしたTシャツを作って炎上したのを機に、女性誌やWeb媒体で政治関係の記事をやりにくいムードができ上がっちゃったんですよ。「何かあったら問題になるから」と。みんな、怒られたくないですからね。
とんふぃ:政治の話を女性誌でという目の付け所自体は良かったですけど、僕が一番気になるのは、Tシャツに書かれたメッセージと自民党の主張が食い違っているところなんですよ。
かん:ファッション業界も芸能界も、政治の話はタブーっていう風潮はブレイクスルーしたいです!
あんな:もっと、政治を身近に感じられておしゃれなコンテンツ、作りたいし、勉強したい。
とんふぃ:僕もこれを機に女性向けの媒体でもお話できたら嬉しいですね。
かん:とんふぃを政治アイドルに!
あんな:推せる~! では最後に、とんふぃ先生から、She isの読者にメッセージをお願いします。
とんふぃ:僕は、全員が政治学者のように選挙に詳しくなる必要なんてないと思っています。100%の正解なんて目指さなくてよくて、自分の中で最大限に選んで投じたなら、それは紛れもなく「イケてる一票」です。古の時代から、選挙は、よりベターな、少しでもマシな人を選ぶ仕組みだったんです。「リテラシーがない」なんて気にせず、もっと皆さん自信を持って投票に臨んでください。みんなそれぞれ、何かの争点の当事者であるはずなんです。自分の争点を、政治家が主張する争点にすり替えられないように気をつけて!
<ポイント>
「誰もが社会に属している当事者。
自分にとってのメイン争点を、誰かにすり替えさせず、
自信を持って一票を投じてください」(とんふぃ)
・おまけ1
「現在も大規模なデモの渦中にある香港。この動画は、4年前の雨傘革命の際に、香港にいる現地の友人らと作りました。デモをせざるを得ない状況に置かれた香港の同世代から、自由な民主主義に生きる日本に届いたメッセージ。たった5分間、ただひたすらに『あなた達が羨ましい』と言われている。民主的な選挙の大切さを、改めて再確認できる動画です」(とんふぃ)
・おまけ2
「すごく好きな、アメリカの大統領選挙の動画があるんです。スティーヴン・スピルバーグが監督して、ハリソン・フォード、ウィル・スミス、レオナルド・ディカプリオ、テイラー・スウィフトというそうそうたる顔ぶれが出演。最初の4分は、カメラの前でひたすら有権者に『絶対に投票に行くな』と言い続けるんです。一票に価値はないって。でも、最後の2分で思わぬ展開に。いつか日本でも、こんな動画を作れたらいいな」(とんふぃ)
とんふぃ先生が心血を注いだ「JAPAN CHOICE」で、7.21参院選を見える化!
「政治の今」を届ける「JAPAN CHOICE」のクラウドファンディングも実施中
- 8
- 8