心身共に、元気でいること。自分の気持ちに嘘はつかないこと。
おおうらあやさん
1. どこでなにをして暮らしていますか?
東京都世田谷区にて、yaskesunfoodという名の小さな焼菓子屋を営みながら生活しています。
10歳と4歳の2人の男の子がいて、日々ゆったりとはいきませんがとても充実しています。上の子は弟思いの、見るからに優しいマイペースタイプ。誠実さに溢れています。反面下の子は、話し上手で天性の面白さを持ち、且つ俊敏なため気が抜けません。が、肝心なところは兄頼り。
そんな兄弟のバランスに翻弄されながらも日々楽しませてもらっています。
そうそう、焼菓子屋は水・土のみの週2営業です。“日々のお菓子”をモットーに、素朴なものが多いです。最近はスコーンが1番人気でしょうか。
2. この笑顔の背景にどんなエピソードがあるのですか?
2016年5月7日(コナの日)にオープンに至ったお店ですが、開業当初から現在も1人で営んでいます。週2日の営業日以外は地道に黙々と仕込みをする日々。ですので営業日には、いらして下さるお客様やお友だちとの何気ない会話がとても嬉しいです。ご近所の方や遠方から来てくださる方、どの方も等しく大切なお一方です。
また、近くの小学校の通学路でもあるので、学校帰りにこちらに声をかけて帰っていく子供達の姿にも元気をもらっていますね。そんな時間が有り難く、楽しくて仕方がないです!
3. あなたにとって、自分らしい笑顔でいるために大切なことやものはなんですか?
心身共に、元気でいること。自分の気持ちに嘘はつかないこと。もちろん天候や体調に左右されることもありますが、そのベースがあってこそだと思っています。
身体のことをいえば運動らしいことは何もしておらず、日々の仕事と家事くらいです。ただ、できるだけ疲れは溜めないようにしたいので、寝る前には凝っているところをほぐしてみたり、床を拭く時には身体を伸ばしてみたりしています。
気持ちの面では、そんな器用な方ではないので。顔にも出ちゃいます。
あとは、やっぱり家族の健康ですね。
4. 笑顔でいられないときには、どのように過ごしますか?
寝ます。大抵のことは大したことではないようで、また新たな気持ちで始められます。もしくは目の前のことに集中します。気が紛れて小さなことは流せます。他には、周りの素敵な人からいいエネルギーを頂戴してみたり。自転車に乗って風と季節を感じられるのも大好きで、その時間はとても気持ちがいいですね。
ちなみにですが、厄介な問題の時はしっかり内省します。できるだけ冷静に考えられるよう想像力を駆使しながら俯瞰します。そういった場合は焦りは禁物なので、下手には足掻かず。恐らく時間が解決してくれます。
5. いま思い浮かぶ、その人らしい笑顔が魅力的な人は誰ですか? その理由もおしえてください。
子供の周り、皆、とてもいい顔をしています。大好きです。
具体的に1人挙げるとすると、ルヴァンの甲田幹夫さん。70歳を越えられましたが、とても惹きつけられる弾ける笑顔をなさいます。なんとも言えない魅力をお持ちの方です。甲田さんのことを“永遠の少年”だとどなたかが仰っていた気もしますが、それが理由なのかもしれません。
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