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文化や仕事、女性の生活を守るために。わたしたちができる支援

チューリップの鉢を買う、不要なものを売る、映画を観て支援

テキスト:羽佐田瑶子 編集:竹中万季
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<さまざまな支援>

「臨時休校中の家族と子どもを支える」赤い羽根共同募金

臨時休校であっても、どうしても仕事を休めない親とその子どもたちの孤立が問題視されています。食事はどのように用意するか、勉強の面倒は誰が見るのか。そうした家族の困りごとを支援する赤い羽根共同募金が「臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急支援募金」による助成事業を立ち上げ、様々な団体が寄付を募っています。たとえば新型コロナウイルスの影響で開催が中止となった「となみチューリップフェア」では、鉢植え10,000鉢を有効活用するためのクラウドファンディングを立ち上げ、支援金の余剰分を寄付。ブックオフが提供するサービス「ブックオフの気持ちクラウドファンディング『キモチと。』」では、不要になったものを売って、売上金額を寄付することができます。もちろん、直接赤い羽根共同募金に支援することもできます。

【緊急募金 6月末まで延長決定!】「臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急支援募金」へのご寄付のお願い
WE LOVE TULIP お家でガーデニング~こんな時こそ、お花でスマイル!~(受付終了)
ブックオフの気持ちクラウドファンディング『キモチと。』

貧困や虐待などが理由で居場所がない10代女性に緊急ステイ先を提供する「Colabo」

在宅により家族との時間が増えることで、ストレスが溜まり、果ては家庭内暴力の件数が増えていると報道されています。精神的に追い詰められてしまう前に、逃げる場所を確保できますように。一般社団法人Colaboでは、ホテル経営をしている企業と連携し、居場所がない10代女性向けの緊急ステイ先を確保。Colaboを支援するには、サポーター会員や自由寄付のほか、シェルターの運営や少女の生活を支える贈り物をAmazonほしいものリストを通じて物品支援することができます。

ご支援のお願い | 一般社団法人Colabo(コラボ)|女子高校生サポートセンター

自宅にいることがリスク・ストレスに感じる方向けに仮住まいのホテルを提供する「ホテルシェルター」

また、HOTEL SHE,では、自宅にいることがリスク・ストレスに感じる方向けに「ホテルシェルター」をスタート。1泊3,000円~という低価格で貸し出し、仮住まいとして全国のホテルを利用できます。
HOTEL SHE,では自社で立ち上げた「未来の旅行を買ってもらえる」ホテルチケットの販売に特化したECサービス「CHILL’NN」を通じて「未来に泊まれる宿泊券」の購入もできます。

ホテルシェルター
CHILL’NN

新型コロナウイルス感染拡大防止に努めるあらゆる人の仕事と生活を守る継続的な支援を求める署名「#SaveOurLife」

「#SaveOurSpace」から派生して生まれた、感染症拡大防止のなかで職を守り、継続的な助成を国に求める活動「#SaveOurLife」。2月から続く営業自粛要請や外出自粛要請で経営が悪化して、中小企業やフリーランス(個人事業主)における廃業や解雇が相次ぐなか、感染拡大防止に尽力するすべての事業者、施設、従業員、フリーランスを対象にした助成を求めています。現在、100万人の署名を集めるために署名活動を継続中です。

5月7日(木)に様々な業種・職種の方々や各党の議員の方々にも登壇いただく形で行われた「日本に住むあらゆる人々の暮らしと職を守り、継続的な支援を求める記者会見」は、DOMMUNEで配信された映像のアーカイブを今後閲覧できようになるそうです。

#SaveOurLife

<6月5日(金)追加>
生活困窮家庭を支援する「フローレンス」と「風テラス」の取り組み

収入の減少や解雇につながっている事例も少なくありません。子どもの貧困や虐待、障害児家庭やひとり親支援に取り組む「認定NPO法人フローレンス」と、風俗業界で働く女性が無料で生活支援や法律相談ができる窓口を運用する「風テラス」が連携し、厳しい状況に立たされた家庭を支援するプロジェクトを始動させています。

フローレンスでは、支援物資の提供や食事を宅配するなど、ひとり親家庭や医療的ケアが必要な児童のいる家庭などを支援。また、風テラスでは風俗業界の女性たちを支援し、1か月弱で相談件数は800件以上にのぼっています。寄付による支援は1,000円から可能です。

#すべての親子を置き去りにしない !「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」始動

コロナが過ぎ去った後の街中には、大好きな場所が消えている。大切な居場所を失い、途方にくれる人がいる。そんな寂しい風景になってしまわないよう、ひとつひとつの消費やお金の使い方から、わたしたちの未来を考えてみませんか。

*この記事は、随時情報を更新していく予定です。

※新型コロナウイルス感染症については、必ず厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている一次情報をご確認ください。

PROFILE

羽佐田瑶子
羽佐田瑶子

1987年生まれのライター。女性アイドルや映画などガールズカルチャーを中心に、インタビュー、コラムを執筆。主な媒体はShe is、Quick Japan、テレビブロスなど。映画『21世紀の女の子』パンフレット編集。岡崎京子とグザヴィエ・ドラン、ハロープロジェクトなどロマンティックで力強いカルチャーや人が好きです。2019年、2月に出産。「親」についてのZINEを目論み中。

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