老舗の経済誌、ビジネスの動きがキャッチできる『Forbes』
いわずと知れた『Forbes』は老舗の経済誌で、毎年発表される長者番付は様々な国で話題となります。数字データが多いので、ビジネスの動きがキャッチできるのが強み。2019年の『もっとも裕福なたたき上げ女性』リストでは、80人中11人がビューティやスキンケア産業を営んでいるため、パーソナルケア産業の成長を実感できます。2020年『歴史上もっとも稼いだ女性アスリート』となった大坂なおみ選手の記事には、多様なルーツを持つ彼女が日米企業から大きな契約を得ていること、また、テニス・ファンダムの平均的な可処分所得が高めなことなどが提示されています。
ビジネスパーソンの取材も充実していて、サイズ12以上の高級アパレルを展開するPari PassuのCEOシャナ・ゴールドストーン氏インタビューでは、「プラスサイズ」とされる衣服の制作は単純にスモールサイズを拡張するだけではいけないこと、研究によって打ち出された3つの体型モデルなど、興味深い情報が語られています。