自分へのエールが周りにも繋がっていったら。花を描き続ける中村桃子

自分へのエールが周りにも繋がっていったら。花を描き続ける中村桃子

花は絵の中でも現実でも気持ちを安定させてくれる存在

2021年1・2月 特集:それぞれの祝福を
テキスト・イラスト:中村桃子 編集:竹中万季
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花束を持っている人とすれちがったときに、ふと幸せな気持ちになることはありませんか? その花束は誰かのために買ったものかもしれないし、自分のために買ったものかもしれない。どちらだったとしても、「おめでとう」という祝福の気持ちは花束を通じて他の人にも伝わっていくもののように感じます。

特集「それぞれの祝福を」に絵を寄せてくださった中村桃子さん。花束をしっかりと持った彼女の周りには、花々が広がっています。絵に込められた思いと、彼女の絵や陶芸作品に花のモチーフが出てくる理由について伺いました。

自分へのエールが周りにも繋がっていったらと思い描きました

・特集「それぞれの祝福を」のテーマをどのように解釈しましたか?
・作品に込めた思い、考え方は?

思うように好きなことができないコロナ禍で、今までは人に会ったりして、神経が外に向いていることが自分の喜びでしたが、家で自分と向き合う機会が増えて、自分がなにを大事にしていて、どうするとかなしくて、どうすると嬉しいか、新たな発見がありました。かなしみに暮れた自分の状態を頭で理解できたのがすごく嬉しかったことで、それもひとつの自分の中の「おめでとう」になりました。

テーマの「それぞれの祝福を」は、心健やかであるための日常的な自分に向けたエールのような、そんなイメージです。
自分へのエールが周りにも繋がっていったらと思い描きました。
年末に描いたこともあり、
凛とした気持ちで新年を迎えたく、落ち着いた色味になりました。

花は絵の中でも現実でも気持ちを安定させてくれる存在

・中村さんはよくお花を描いていらっしゃいますが、その理由は? 自分にとって、お花とはどのような存在ですか?

絵の中でも現実でも気持ちを安定させてくれる存在です。絵の中だと枯れないので、わたしのなかでの安定感、信頼感がすごいです………!

ちょっとだけ記憶に残るようなことができたらなとにやにやしながら考えます

・誰かを祝福するときに、自分を祝福するとき、どんなことをしていますか?

まめじゃないので大それたことはしませんが、ちょっとだけ記憶に残るようなことができたらなとにやにやしながら考えます。
自分へのお祝いのときは、一人より人を巻き込んで、大切な人と美味しいものを食べたり、どこかいったりすることが多いです。

PROFILE

中村桃子
中村桃子

1991年、東京生まれ。桑沢デザイン研究所ヴィジュアルデザイン科卒業。グラフィックデザイン事務所を経て、アーティストとして活動。絵の展示のほかに、装画、雑誌、音楽、アパレルブランドのテキスタイルなどのイラストレーションも手掛ける。作品集に『HEAVEN』

INFORMATION

イベント情報
中村幸子・中村桃子2人展『うつくしいひと』

2021年2月8日(月)〜17日(水)日曜休廊
12:00〜19:00(最終日17:00迄)
会場:東京都 spaceyui
〒107-0062
東京都港区南青山3-4-11 ハヤカワビル1F
03-3479-5889

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