想いを形にしはじめた人による11の新しいコミュニティメディア

「なければつくろう」という思いで企画した場所の構想

テキスト:「SPBS THE SCHOOL コミュニティメディアのはじめ方」受講生 編集:竹中万季・野村由芽
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「LOBBY」~心をゆるめて、結びなおす 素直な自分と約束をする場所~(azuさん)

せわしなく過ぎる日々の中で、自分の揺らぎに気を配る余裕がないことがあります。
そんな日が積み重なると、心が迷子になったように感じられる瞬間が増えてしまいました。

あなたは今、ご自身を大切にできていますか?

自分の1番の理解者であれるように、立ち止まって歩幅を合わせる場所が、わたしには必要みたいです。
ここにいるときは素直でいよう、ただ自分と向き合おう、そんなふうに。

LOBBYは、仮想のホテルをイメージしています。
ひとり閉じこもって自分と向き合う部屋も、通りすがりの友人と気軽に話せるロビーもあるような。
セルフケアの方法を考える、シェアする、インスパイアしあうコミュニティを構想中です!(azu)

She is 編集部からひとこと
せわしない日常をなんとかやっていくことや、やらなければならない山積みのあれこれ、自分よりもまわりの人やことばかりに気を遣ってしまうこと。そんなときに自分を見つめるための「セルフケア」の考え方を、既存の言葉やフォーマットを使うのではなく、azuさん自身の心の形にしっくりくるやり方にたどり着くまで何度も何度も磨きあげて生まれた「素直な自分と約束をする場所」という一文を聞いたとき、胸がすっと澄んでいくような嬉しさがありました。架空のホテルのロビーというコンセプトも、これからの展開に広がりが生まれそうで楽しみです。

「tinted」~自分の世界に色をつける。~(Yukiさん)

読んで、観て、聴いて、語って、自分の色を見つけていく。
世界の表現に触れながら、日々の「思い」を「表現」に。
「いざ世界へ!」のその日まで、ハッピーでホープフルな作戦会議を行う場所、
それがtintedです。

子供の頃、人前に出ることが苦手な引っ込み思案でした。4歳で家族がアメリカ・LAに引っ越してからも、大人になるまで表現が苦手なことに変わりはなく、周りが明るく自己主張する社会で、自分は何が伝えたいのか……。

tintedには「ほのかに色づく」という意味があります。

表現したい人、できる人は自分の「色」を持っている。
本、映画、音楽、言葉に触れながら
自分の世界をほのかに色づける。
そのためのtintedです。(Yuki)

She is 編集部からひとこと
LAでの生活が長く、日本と海外の本をバイリンガルで紹介する「booknerdtokyo」のアカウントも運営しているYuki(ユウキ)さんが、本以外にもさまざまなお気に入りの作品を一緒に楽しんでいく場所。楽しさにもさまざまな種類がありますが、Yukiさんがつくるものには、前向きで肩肘張らない学びの姿勢があることが特長。他者と比較するのではなく、自分の中から生まれる知的好奇心によって感性や知識を耕していこう、と背筋が伸びる場所です。

「The SHIP For SHIPPERS !」~萌えで世界がつながる~(べっかさん)

「推しはいる? 好きなドラマは? 映画はある?」
この問いに回答するのは簡単なようでとてもむずかしい。
ええと……単体でも愛しているけれど、奥行きを見出しています。
わたしは、その人とあの人を取り巻く特別な関係性(relationship)が好きなんです!

わたしは萌える。そのパワーは未知の領域。
だって萌えを原動力にしたら、国境だって越えられる気がする!

The SHIP For SHIPPERS! は、
海外作品のrelationshipに萌えるshipperさんの、
言語学習・文化交流を支え合えるコミュニティの構築と、
蓄積したHow to をメルマガにてお届けしていきます。(予定)
萌えるこころで海を渡ろうとしているshipperさんの航海を支えたい!
そんな気持ちで現在は、進水式の準備中です。(べっか)

She is 編集部からひとこと
国内で完結しがちなオタク文化を、国境や言葉の壁を乗り越えてお互いに知りたい・広めたいという具体的な思いをはじめから持っていたべっかさん。「繋がりたい」という強い思いをもとに、講座に参加したメンバーのアイデアもとりいれながら、すぐに始められそうなところまで講座中に詰めていらっしゃいました。Twitterでアンケートをとって、たくさんの回答を集めるという行動力も素敵でした。

「Space_scoop掬う」~生活の窓をあけるシアターインレジデンスメディア~(橋谷一滴さん)

創作(演劇)と生活が循環し、還元し合う。
一つの家を軸に、一つ一つの生活を掬い、色んなものとの風通しの良い関係を、探っていきます。
人も距離も表現も妄想も、幸せに現実を超えるように(橋谷一滴)

She is 編集部からひとこと
もともと高校時代から演劇を続けてきたという橋谷さん。演劇を通して人や社会を知り繋がりたいという想いや、距離や表現を超えたコミュニティをつくりたいという思いで参加してくださいました。演劇をしていく上での課題とも向き合い、どのように生活をするためのお金をつくっていくかの仕組みも考えていらっしゃったので、どう動かしていくのかが楽しみです。「アーティスト・イン・レジデンス」になぞらえて「シアター・イン・レジデンス」という言葉を生み出したところも素敵。

「Sequence(シークエンス)」~小さな部屋でひそひそ話をするように、些細な違和感を共有するメディア~(ふらにーさん)

『Sequence』は、日常の中でつい見過ごしてしまいそうな小さな違和感を共有し、心のモヤモヤを和らげることを目標とするコミュニティメディアです。
すでにある世の中の仕組みや固定的役割に窮屈さを感じているけれど、自分の考えや想いをなかなか口に出せない、どう表現したらいいのかわからない人たちが集まり、そっと声を出してみるきっかけとなる、秘密の部屋のような場所を目指します。

「あのとき咄嗟に言えなかったこと」「逃げ恥スペシャル見た?」「サラダ取り分け問題in令和」など、毎回トピックを設定し、2~3人で集まって話すPodcastをお届けします。Podcastの内容を元に、noteやInstagramでも発信。オン/オフラインにて、不定期ミーティングも開催予定です。(ふらにー)

She is 編集部からひとこと
ふらにーさんは友人とともに小さな部屋の中で小さな違和感を共有した経験から、そうした輪を広げていけたらという思いを持っていました。どうやってその輪を広げていけばいいか悩まれていましたが、部屋の中で話していたことをPodcastで発信するのを主軸に決めたそう。トピックも具体的なので、思わずそのおしゃべりに参加したくなりそうです。

「眠れぬ夜の談話室」~わたしの月日に光を灯す枕元の隠し部屋~(美月さん)

不安で眠れない夜。SNSにひとりごとを呟くのも、あえて誰かに声をかけるのも気が引けるけれど、同じ夜を過ごす誰かの声が聞きたくなることがある。そんなときにふらっと立ち寄れる場所や安心して対話できる場所があれば良いな、という個人的な想いから「眠れぬ夜の談話室」をはじめてみることにしました。これから少しずつ形にする予定ですが、それぞれの眠れぬ夜に小さな光を灯せるような場所になればと考えております。まだまだ構想段階のため、ここに集まる方々と対話を重ねながら新しい場所を作っていけるとうれしいです。開場に向けて静かに準備を進めておりますので、いつかの夜にどうぞよろしくお願い致します。(美月)

She is 編集部からひとこと
眠れぬ夜、という時間だからこそ生まれる不安や感情の高鳴りがあり、眠れぬ夜をばらばらなどこかで過ごしている同士だからこそ信頼して繋がれる交流のかたちがある。不安な感情をなかったことにせず、肯定に変えていくための誠実な言葉選びや自分への向き合い方には、見ているこちらが励まされる感覚がありました。隠し部屋という言葉にも素敵ですよね。わくわくしています。

INFORMATION

講座情報
『【SPBS THE SCHOOL】ライフ&カルチャーコミュニティ「She is」から学ぼう!「コミュニティメディアのはじめ方」ワークショップ』

2020年10月23日(金)から全7回(終了)

ゲスト(トーク):
haru.
能條桃子(NO YOUTH NO JAPAN)
平山潤
ハヤカワ五味
龍崎翔子

講師(ワークショップ):
竹中万季
野村由芽
【SPBS THE SCHOOL】ライフ&カルチャーコミュニティ「She is」から学ぼう! 「コミュニティメディアのはじめ方」ワークショップ
SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)- 本と編集の総合企業

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