台湾と日本のクリエイターによって生まれたアートスペース/朋丁 pon ding
旅行の楽しみのひとつとして、知らなかったカルチャーに出会うことを挙げる人も多いのではないでしょうか。「朋丁pon ding」は、台湾と日本のクリエイター3人によって作られたアートスペースです。3階建ての古いアパートをリフォームしたという美しい建築空間で、1階のブックカフェでは世界中から集められたインディーズマガジンを販売。2~3階はマルチスペースとして、展覧会や講演会、トークショーなど様々なイベントを展開しています。日本では出会えなかった、運命の作品に出会えるかも?
自然の中で、ゆったりとした時間を。森の中にあるカフェ/好樣秘境 VVG Hideaway
台北駅から1時間程度で行くことができる陽明山は、大自然や温泉などが楽しめるレジャースポット。森の中に突然現れるカフェ「好樣秘境 VVG Hideaway」では、大きな窓から溢れる緑を眺めながら、欧風料理や手作りのデザートをいただけます。ショップスペースでは、台湾で人気のクリエイター集団「好様 VVG」がプロデュースしたレトロな家具や食器なども購入できます。自然に囲まれた空間でゆったりとした時間を過ごせば、時間に追われて過ごしていた時には見えなかった、自分の気持ちが見えてくるかも。
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気に入った家具に囲まれながら、台湾を身近に感じて/Play Design Hotel 玩味旅舍
「Play Design Hotel 玩味旅舍」は、台湾のデザイナーが客室のインテリアデザインを担当し、家具全てを台湾デザインのブランドで揃えたデザインホテル。宿泊前にホテルのホームページからどのデザイナーの家具を使うかや家具の位置などを指定し、「理想の部屋」を作ることができるというユニークなスタイルをとっています。気に入った家具に囲まれた宿泊経験を通じて、今まで気がつかなかった新しい「暮らしやすさ」の基準に気がつくかも。
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茶室のように落ち着いた空間で、詩への扉を開く/齊東詩舍
日本統治時代の官僚の寮をリノベーションしてできた「齊東詩舍」。茶室のような落ち着いた空間は、台湾の著名なインテリアデザイナー・陳瑞憲さんがデザインしたものだそう。詩の復興地としての役割を担っていて、現代詩の研修会や詩の朗読などのイベントが行われているそうます。空気のしゃんとした場で「詩」を見つめ、日本と台湾の関係に思いを馳せてみる。日常の中では見えなかった感情が、立ち上がってくるかもしれません。
光に包まれた空間で、気の向くままに本を選べる私設図書館/櫞椛文庫
中山区にある私設図書館「櫞椛文庫」は、光を十分に取り込んだ美しい空間で、まるで夢の中で本を選んでいるよう。1930年代から現代までの台湾と日本の優れた詩集や文庫本、小説などを取り揃え、1500冊もの蔵書があるそう。中国語の本が4割、残りの6割は日本語の本なので、日本で出会うことのなかった新たな本と異国で出会えるかもしれません。毎日限定のデザートや飲み物などもあるとのこと。物語の中にいるかのような居心地のよい空間で、今の自分はどんな状態なのか見つめる体験をする。そんな贅沢な時間が味わえる空間です。
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