「平成最後の夏」だった。この夏の所信表明、25人による声

「平成最後の夏」だった。この夏の所信表明、25人による声

平成最後と言いながら、どんな瞬間も結局は最後の今

2018年8月 特集:刹那
テキスト:野村由芽 企画:野村由芽・竹中万季 写真:松本雛 文字デザイン:横井もも代
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今年の夏は、時代の変わり目。「平成最後の夏」という言葉が夏を席巻したように、夏はきっと、割り切れない思いや、特別な感情が渦巻く季節です。どんな瞬間も「最後の今」だから、今年の夏だけが特別なわけじゃない。でも日々が流れていってしまうなら、この機に個人的な感情や言葉そっと口にしてみることで、大事な記憶が増えるかもしれない。もし忘れてしまっても誰かが覚えてくれたことが、めぐりめぐっていつかの世界の心地よさにつながるかもしれない。そんなふうに考えて、She is のGirlfriendを中心とした25名に、残暑の季節、あと少しだけ続くこの夏ににやりたいこと・思うことを聞きました。

終わっていくことは止められないけど、終わりゆくことを意識することはできる。それは終わりを悲しみで飾るのではなく、そこから悲しみ以外の感情を受け取ることであり、新しい日々を迎えにいくことでもあると思います。一瞬と永遠のために、25人の声をここに記録します。

青羊
#平成最後の東京の夏
のタグをタイムラインで見つけて気になって
最近作った夏の曲の中に
「平成最後の、入道雲をなぞる
傷をつけない、ように」と歌詞を入れた
今年の入道雲はとても印象的だった

石山蓮華
20歳からの夏のさまざまを箱詰めして整理する。
(ビール、転校生、特撮展、まめ蔵のカレー、タマフル24時間ラジオ、とうとう消えてしまった切り株電線)この夏のことを日記につける。

市川渚
前の30年を省みつつ、後の30年について考える

エヒラナナエ
<平成>という呼び名が好きだったから、この夏は出来る限りたくさんその名前を呼んでいたい。この夏にいる誰かと「平成最後の夏だね」と言い合いたい。流行り文句じゃない。だって本当に最後だから。

エミリー
刹那的に過ごす夏も素晴らしいけれど、今年は心の赴くままに自分のために勉強したい。まっさらな気持ちでフェミニズムのこと、学んでみようと思っている。純粋に自分のために学ぶって、なんて豊かでうれしいことだろう。

大島智子
夏うまれの推しキャラの誕生日をお祝いしたいです。彼女は年をとらないけれど、法改正によって2022年には大人になってしまうから。平成最後の夏、子どもと大人の狭間を思う存分ゆらいでほしい。

長田杏奈
葉っぱが小さい方が芙蓉で、大きい方が木槿。
猛暑にめげず侘びたハイビスカスのような花を咲かせている。
みんな、夏に花がなくなるのが寂しくて植えたのかな。
#平成最後の東京の夏、街中の芙蓉or木槿を判定してまわる。

小谷実由
子供の頃から私は、始まった瞬間から常に終わることを考える癖がある。
遊園地に行った時も、ずっと楽しみにしていた旅行先に向かう道中でも。
今回ばっかりは最後だってことを綺麗に忘れていつも通りの夏を過ごしたい。

Kaho Iwaya
大事な人と、朝のんびり起きて、旬のものを食べ、夜は散歩して、空気をたくさん吸う。いつでもできるようなことでも、吸い込んだ匂いが夏なのは今だけ。あの時食べたアイス、リンゴ飴の甘さを、またきっと思い出せるように

祝茉莉
この夏やりたいこと。御墓参り、上野の愛玉子に行く、今年も下田に行き日新堂のマドレーヌを食べる、砂浜で新しい珊瑚を探す、大好きな秋冬の服の準備する、夏野菜の漬物にチャレンジ

白瀬百草
バイト先の映画館で大好きな映画が一週間だけ上映された。その日、客出しを待つレイトショーのエンドロール。普段ならそんなことしないけど、居ても立ってもいられずひょこっと後ろの端の席に座るわたしを、その数分間を、どうかこの夏は許してほしい。

生物群
景色のきれいなところを歩いているだけで食べ物が落ちていて木陰でそれを食べて暮らす、みたいな生活がしたい。

竹中万季(She is)
「夏だしいいじゃんね」って夏を言い訳にしてれば何だって楽しくなるから、夏が好きなんだと思います。夜中の散歩、海に出かけること、花火をすること。服はノースリーブ、髪はポニーテールで。そんな、平常運転だけど100点満点の夏がいいです。

垂水萌
桃を剥く 浜崎あゆみを聞く 畳に転がる ホメロスを読む 無防備に人を好きになる どんどん可愛くなる プールも祭りも盆踊りも行く 行けなかったら思い出す 手持ち花火もする 出来なかったら思い出す そして全部覚えておく

チョーヒカル
陳腐だけど、恋がしたい。平成を思い出した時、特別覚えている人が欲しい。ひとつの時代が終わってしまうから、すこし無鉄砲になってもいい気がする。自分のことも未来のことも全部忘れてただ誰かを好きになりたい。

永原真夏
クーラーの下、ユニコーンのような男の人の胸で眠り、すてきなうたを100曲書きたいです。この夏が“二度と戻れない夏”の演技にならないように、今を見つめて、なるべく優しく生きたいです。


女ともだちと泊りがけで遊ぶ。パジャマでコンビニ、0時にペヤングを食べる共犯、真剣勝負のUNO、公園でぶつけあう水風船、壁に投影する自撮り動画、フライパンで作るポップコーン。そういう幼くて愛しいすべて。

野村由芽(She is)
‪旅の記憶と詩情を蓄える。続いてく日常を生きながら、今いる場所とは違う景色や時間や考え方があることを忘れないために。本を読むときもニュースを見るときも大切な人に触れるときもそう。ここだけが正解じゃないこと、心はどこへだって行けるという余白を胸に。

haru
久しぶりに過ごす日本の夏、それは平成最後の夏になりました。

この夏は次号のハイアーの準備期間と思って日々生活しています。あとは三年ぶりに歯医者さんに行って、虫歯を治し始めました。

東佳苗
平成最後の夏は無心で意味もなくボーッとしていたい。意味があることが重要視され情報が行き交う日々なので、避暑地で何の締め切りにも追われず浴衣で美味しい物を食べてロマンティックに雲隠れする夏がしたい。

MICO
平成最後の夏、私はこれまでの夏を振り返りたい。いつかの夏の失敗やいつかの夏の輝きを思い出し、成長した自分を今年の夏に閉じ込めたい。青春時代だった平成を終え、新たな時代の幕開けに期待を寄せるため。

見汐麻衣
毎日は「一度きり」だと解っていても、そんなことは日々考えもせず今日の続きとばかりに暮らしています。この夏、平成が始まった年にやめてしまったピアノをもう一度、練習してみようと思ったりしています。

森陽里
渋谷の、駅周辺の開発途中のビルありますよね。夏の明け方、ボーイフレンドとこっそり上って、変わりゆく町を見下ろしながらキス♡ 降りてくる頃にはもう気が変わってたりね、そんな刹那の恋。(あくまでも妄想です)

YUKI
非日常に迷い込みたい。異国の地に行きたい。それを体験できるから、私は映画館に通う。好きな映画は何回も観て、うっとりしたい。知り合いだと思えてきてしまう登場人物に出逢えたら、上映期間中は毎日会いたい。

吉澤嘉代子
お気にいりのワンピースを着て、きらきらのアイシャドウを買って、楽しみにしていた映画を観て、喫茶店でクリームソーダを飲みたい。大好きな女の子と一緒に。

この夏と、すべての季節がよいものになりますように。

INFORMATION

「#平成最後の東京の夏」、集めます。Presented by She is × J-WAVE(81.3FM)

She isとJ-WAVEのコラボレーション企画として、あなたの「#平成最後の東京の夏」を募集します。TwitterやInstagramで、東京で過ごす夏にやってみたいこと、残したいものなど、あなたの思いを「#平成最後の東京の夏」をつけて投稿してください。みなさまから集められた「#平成最後の東京の夏」はいくつかピックアップし、「刹那」の特集内で記事にしてご紹介します。また、J-WAVEでは7・8月に「TOKYO WONDER」というテーマでコンテンツを展開中。J-WAVEでもラジオやWebサイトなどでみなさまの投稿をピックアップいたしますので、お楽しみに。

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