She isでは、月に一度ブルーデイが訪れる女性の日々を祝福するために、「ギフト」をFULL MOON Membersの方々に毎月お送りしています。GirlfriendsとつくったShe isでしか手に入らないオリジナルプロダクトや、信頼する作家が書き下ろした掌編など、編集部が自信をもってみなさまにお届けしたいものを、特集テーマをもとにひとつひとつ企画・制作しています。
She isの10月の特集テーマは「よそおうわたし」。10月のギフトでは、インディペンデントマガジン『HIGH(er) magazine』編集長であるharu.さんと、生理週間を軸に女性のバイオリズムに寄り添うライフデザインを提案するブランド「EMILY WEEK」、She isのプロジェクト「#hello,period」が制作したサニタリーショーツ、脇田あすかさんの「花束の巾着袋」、能町みね子さんの掌編、今月の特集のメインビジュアルをてがけたYUKI FUJISAWA さんのステッカーなど、「わたし」を着脱しながら、よりわたしらしさを見つけていけるものたちをご用意しました。
今回は、10月のギフトに入っている商品をひとつずつご紹介。だんだんと肌寒くなってくる日々の中で、きちんと自分と向き合えるように。どこか不安定な空がつづく秋も軽やかに楽しみましょう。
「#hello,period」でつくった、ビビットなカラーのサニタリーショーツ
「ブルーデイに発生する悩み」と向き合いながら、心地よさとファッション性に配慮したサニタリーショーツができました。
同世代のアーティストやクリエイターを中心に制作されるインディペンデントマガジン『HIGH(er) magazine』編集長であり、現在はコンテンツプロデュースとアーティストマネジメントの会社「HUG」の取締役でもあるharu.さん、生理週間を軸に女性のバイオリズムに寄り添うライフデザインを提案するファッションブランド「EMILY WEEK」、She isの3者共同によるサニタリーショーツ開発プロジェクト「#hello,period」。お腹の痛みや気だるい身体を包みこみ、そっと背中を押してくれるような、ビビットなカラー展開です。
肌色やうす桃色の透き通るようなランジェリーだけがわたしたちのものではないから。サニタリーショーツには珍しい、ぱきっとしたレッド、ブルー、グリーンの3色。
「どうしてサニタリーショーツってこんなにも選択肢が少ないの?」
そんな素朴な疑問から生まれたビタミンたっぷりカラフルなサニタリーショーツです。気分に合わせて別売りのキャミタンクとコーディネートしてもらえたら嬉しいです。
あなたの生理周期をほんの少しでもハッピーにできますように。
(haru.)
She is、haru.、EMILY WEEKによるサニタリーショーツ開発プロジェクト「#hello,period」から生まれたアイテム。 肌当たりの優しいオーガニックコットン生地を使用。ブルーデイに少しでも明るい気分になれるようスタイリッシュなデザインとカラフルな色合いをメンバー全員で考えました。
(柿沼あき子)
オーガニックコットンを使っているから、肌触りがよく快適に過ごすことができそう。生理用ナプキンをつけるクロッチ部分には防水布とオーガニックコットンを重ねる工夫をしたことで、普段も心地よく履くことができるし、生理のときにも安心して履けそうです。
一か月に一度、わたしたちのもとに必ずやってくるブルーデイを少しでも華やかに彩るために。3色のなかから、ランダムでお届けします。
脇田あすかさんとつくった、まるで花束をカバンにしのばせた気持ちになれる「花束の巾着袋」
デザイン事務所コズフィッシュに所属し、栗原あずささんとともに「pinkpepper」としてスカーフなども制作しているデザイナーの脇田あすかさん。彼女がデザインした巾着袋は、巾着の紐をしばって逆さにすると花束のように見えるしかけになっています。
いつものカバンをひろげると、真っ赤な紐をはためかせた花束の巾着袋が。生理用品や、化粧品などをいれて、花束をかかえていると、なんでもない日が、まるで祝福されているような気持ちになれそうです。
「花束の巾着袋」
巾着袋のくちをキュッとむすぶ瞬間、リボンを両手にもって引っ張る瞬間、自分自身もぴっと背筋の伸びるかんじがある。しゅるるとほどくときは、緊張がゆるむ心地よさがある。むすぶという仕草は、自分の気持ちを凛とさせたり、ゆるめたりできることみたいだ。
(脇田あすか)
生地は高級感のあるサテン、お花模様は刺繍です。カバンに花束の巾着袋をしのばせて、今日という日を祝福しませんか。
能町みね子さんの書き下ろし「She is POCKET LIBRARY」
「She is POCKET LIBRARY」は、ポケットサイズのミニブック。ちかごろ「よそおい」を変えたという、能町みね子さんによる書き下ろしエッセイです。
髪型を変えずにいることができない。なんでみんなわりと同じ髪型のまま生きていけるのか、なんで私はそれができないのか、そんなことについて考えてみる予定。全然書くことが変わる可能性もある予定。
(能町みね子)
手のひらサイズの言葉たちをこっそりポケットにしのばせれば、空いた時間がわたしのための時間に変わっていきます。
一枚のきらめきを貼ってよそおって。YUKI FUJISAWAのステッカー
今月の特集のメインビジュアルをてがけた、YUKI FUJISAWAの作品をステッカーに。アンティーク写真の記憶を箔でトレースする「1000 Memories of」シリーズの新作で、そこには1800年代中頃のオランダの記念写真にうつる、おそろいのドレスで装う双子の姉妹が。
【1000 Memories of】
手刺繍で刻まれた持ち主のイニシャル、ひそやかに残された傷跡や染み。
ヴィンテージのピースはそれぞれに過去の所有者の記憶を内包しています。その上へ、同時代の私写真や誰かへ宛てた手紙などまた別の記憶を箔で写し取りし、重ねあわせて。
時代を超えてわたしたちの感性をゆさぶるヴィンテージのピースをもとに作られた一枚のステッカーをいつものノートやPCに貼ることで、自由に、私らしくよそおって。
いつものニットにいつものパンツでも、なんだかすてきな気分になれる。HER HAIR CLIP
秋風がなでていく髪にかざりつけたいヘアクリップ。秋らしい、こっくりとした色のヘアクリップを2種セットで、She isオリジナル台紙にのせてお届け。色は豊富なバリエーションの中からランダムでお贈りします。
なんでもない日の昼下がり、いつものニットにいつものパンツ。そんないつものわたしの頭に、たったひとつ髪飾りがあるだけで、今日のわたしはなんだかすてきな気分に。
毎日のためによそおうことは、わたし自身をいたわること。すてきなものに囲まれていると、自然と自分のすきな自分でいられるような気がするのです。たったひとつのヘアクリップが、ほんの少しだけ勇気をくれるきっかけになってくれるかもしれません。
10月「よそおうわたし」のギフトは、10月31日(木)までにFULL MOON Membersになった方にお届け。
また、みなさまからの声を受け、FULL MOON Members限定で、お友達にもギフトをプレゼントできるようになりました。こちらをチェックしてみてくださいね。
今月も日常をすこしだけ豊かに、このギフトがすこしでもあなたの、そしてあなたの周りの人の心を柔らかくするものでありますように。今月も、わたしをよそおいながら、軽やかに自由に過ごしましょう。