文化や仕事、女性の生活を守るために。わたしたちができる支援

チューリップの鉢を買う、不要なものを売る、映画を観て支援

テキスト:羽佐田瑶子 編集:竹中万季
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新型コロナウイルスによる外出自粛要請によって映画、音楽、本、アートなどの文化事業は多大な影響を受けています。ライブや美術展などは中止や延期を余儀なくされ、映画館や本屋など人々が集う場所は営業休止が余儀なくなりました。興行事業者団体によると2月以降3月末までで1,550公演が中止・延期となり、損害額は推計で約450億円にのぼると言われています。

自宅でひとりの時間を過ごすことも多くなり、映画や音楽、本などに触れる時間を支えにしている人もいるのではないでしょうか。そこでShe isでは、新たな世界を見せ、様々な思考の機会を与えてくれる文化事業を明日からでも支援できる施策をまとめました。また、逃げ場を失っている女性や家族の生活を支えてくれる支援策なども紹介します。

心身ともに健やかな日々を過ごし、新しい扉が絶え間なく開く未来がまた訪れることを願って、ぜひ興味のある施策に参加してみませんか。

<もくじ>
p1. 映画にまつわる支援
p2. 音楽にまつわる支援
p3. アート、本にまつわる支援
p4. さまざまな支援

<映画にまつわる支援>

全国のミニシアターを守るために。レアな映画が見放題のリターンも用意した「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」

「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」は、外出自粛要請により、閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館「ミニシアター」を守るために、映画監督の深田晃司監督と濱口竜介監督が発起人として有志で立ち上がった支援プロジェクト。支援開始から2日で目標金額1億円を達成し、映画に熱い思いを寄せている人々のパワーが確認されました。現在では段階別の目標を設定し、最大3億円を目指しています。

全国のミニシアター116劇場・101団体(5月4日時点)に支援金を分配。3000円という少額から支援することができ、リターンには「未来チケットコース」プロジェクトに参加している映画館で2022年末まで映画1本無料の特典や、特別ストリーミング配信サイト「サンクス・シアター」にて有志の映画人が提供した貴重な映画が金額に応じて見放題! 山戸結希監督『おとぎ話みたい』、穐山茉由監督『ギャルソンヌ -2つの性を持つ女-』、富田克也監督『バンコクナイツ』、山中瑶子監督『おやすみ、また向こう岸で』など、たっぷりたのしめるラインナップです。

ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金

アップリンクをおうちで楽しむオンライン映画館「アップリンク・クラウド」には寄付込みプランも

思い入れのあるミニシアターに直接支援する施策もあります。渋谷や吉祥寺にある映画館アップリンクでは、オンライン映画館「アップリンク・クラウド」にて、アニエス・ヴァルダ監督・JR監督『顔たち、ところどころ』やアレハンドロ・ホドロフスキー監督『リアリティのダンス』、グザヴィエ・ドラン監督『わたしはロランス』など強力なラインナップ60本以上が3か月間で2980円で見放題。それに加え、「寄付込み見放題コース」として、3カ月見放題クーポンが2つ発行される5000円・10000円のコースも用意するほか、安心できる状態になったときに映画館で映画を観ることができる「ドリンクサービス付き回数券」「トートバック付き回数券」なども販売しています。

アップリンク・クラウド
アップリンク・オンライン・マーケット
アップリンクを応援してくださる皆様へ:「アップリンク・オンライン・マーケット」で寄付込み見放題プランはじめました。

シアター・イメージフォーラムやポレポレ東中野などが参加する「仮設の映画館」

『選挙』や『精神』の想田和弘監督と配給会社東風が立ち上げた、新作映画をオンライン配信する「仮設の映画館」がスタートしました。シアター・イメージフォーラムやユーロスペース、ユジク阿佐ヶ谷、ポレポレ東中野、出町座など全国各地の劇場がプロジェクトに参加。鑑賞する際に、鑑賞する映画館を選択すると、その料金が興行収入と同じく映画館と配給会社に分配される仕組みです。ラインナップには想田監督の新作『精神0』、マレーシアアカデミー賞を受賞した『タレンタイム~優しい歌』や、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したマイノリティにカメラを向けた作品『タッチ・ミー・ノット~ローラと秘密のカウンセリング~』など。自宅から映画館に集いましょう。

仮設の映画館

全国のミニシアターを直接応援する。各劇場への支援方法まとめ

映画監督の入江悠監督が、個々のミニシアターの支援策をまとめています。直接の支援は、金額だけでなくその声も映画館の励みになることと思います。

全国ミニシアターを応援したい/各劇場への支援方法

PROFILE

羽佐田瑶子
羽佐田瑶子

1987年生まれのライター。女性アイドルや映画などガールズカルチャーを中心に、インタビュー、コラムを執筆。主な媒体はShe is、Quick Japan、テレビブロスなど。映画『21世紀の女の子』パンフレット編集。岡崎京子とグザヴィエ・ドラン、ハロープロジェクトなどロマンティックで力強いカルチャーや人が好きです。2019年、2月に出産。「親」についてのZINEを目論み中。

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