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安藤晶子が描く、散歩で出会った今だけの光を浴びる花

安藤晶子が描く、散歩で出会った今だけの光を浴びる花

「わたしがいたらここはオアシスよ」と言っているみたいな花

2020年5・6月 特集:ここで生きる
テキスト・イラスト:安藤晶子 編集:竹中万季
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いま、この生活のなかで、これまでの日常では気づかなかったような風景に出会うこともあるのではないのでしょうか。忙しい日々のなかで見過ごしてしまっていたものを見つめ、発見することが、なにか自分をこれまでとは違う場所に運んでくれることもあるはず。

特集「ここで生きる」に絵を寄せてくださった安藤晶子さんも、この日々のなかで近所を散歩して出会った植物や光、家でする手仕事などにインスピレーションを得たそうです。鮮やかな色合いを纏った、まばゆい光を放つ女性はまるでわたしたちの些細な日常をめいっぱいの光で照らしてくれるよう。小さな美しさを見つけることを大切にされているという安藤さんに、言葉を寄せていただきました。

そのとき見た花は、静かに小さい今だけの光を浴びて「わたしがいたらここはオアシスよ」って言っているみたいでした

・特集「ここで生きる」のテーマをどのように解釈しましたか? 作品に込めた思い、考え方は?

最近よく家のまわりを散歩していて、出会う草花に気持ちをとても救われていたんです。「置かれた場所で咲く」という考え方ってあきらめのにおいも感じてあまり好きじゃないんですが、それでもそのとき見た花は、静かに小さい今だけの光を浴びて「わたしがいたらここはオアシスよ」って言っているみたいでした。その光景がずっと心の中にあったので、絵にしようと思いました。

小さな美しさを見つけること

・いま自分がいる場所を愛し、耕すためにできることは?

小さな美しさを見つけること。その発見を、未来への手がかりにすること。

つい最近はじめたのは、精神世界、哲学、色彩や造形についての本を読むこと

・いま、新しくはじめたことはありますか?

つい最近はじめたのは、精神世界、哲学、色彩や造形についての本を読むことです。単純にむずかしそうというのと、知識をつけ足すことで制作するときになにかが固まってしまうことが怖かったのですが、ある方が「今まであなたが無意識でやっていたことを逆説的に解読するつもりで読んでみたら」と言ってくれて、ああ、それは面白そうだ! と思えたので。

好きな植物を植えて、育て、愛でながら、絵を描いて生活したい

・いつか、どこで生きていきたいと考えていますか?

具体的な場所はまだ定まっていませんが、もっと草花や、大きな木に囲まれた場所で暮らしたいです。自分のための家と庭を持つのが夢。好きな植物を植えて、育て、愛でながら、絵を描いて生活したいです。

大切なSheは、飼い猫の点子

・あなたにとって大切なSheは誰ですか?

飼い猫の点子。いつも彼女に幸せでいてほしいと思っています。

PROFILE

安藤晶子
安藤晶子

1987年生まれ。自身の作品制作の傍ら、雑誌のイラスト、本の装画、CDのアートワークなどを手がける。2020年11月に不動前LEESAYAにて個展を開催予定。

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