武居詩織と花盛友里に聞く、身体の変化との向き合い方。下着にまつわるお悩み相談も
再びYouTubeに戻り、モデルの武居詩織さんと写真家の花盛友里さんを迎えた『年齢、生活スタイルで変化する、自分の身体との向き合い方Sponsored by 株式会社ワコール』。身体が折々に変わりゆくことは当然のことと思っていても、その変化をすんなりと受け入れがたいことも。武居さんも20代以降、以前より肉付きが良くなったことを気にしていたが、最近はポジティブにとらえられるようになり、内面の美しさが滲み出た身体こそが美しいと思うようになったのだそう。
一方の花盛さんは、健康的な身体に魅力を感じると言い、写真家としてさまざまな個性の身体を持つ女性と向き合ってきた経験から「自分を肯定している人は美しく見える」と話す。音声で登場したワコールの松尾さんによる下着にまつわるお悩み相談が行われたあと、10代から60代までの女性が自分の身体と心にぴったりの下着に出会えた気持ちを表現したワコールの企業CMが流れ、それぞれに異なる身体を肯定するメッセージに、武居さん、花盛さんも共感を示していた。
月経カップなど、さまざまな生理ケアの選択肢を知る。スプツニ子!が抱く、生理に関する問題意識
インテグロ株式会社代表取締役の神林美帆さん、アーティストのスプツニ子!さんとともに、生理ケアの選択肢について考えた『生理の不快感は「当たり前」じゃない。インテグロ社とスプツニ子!さんに学ぶ生理ケア Sponsored by インテグロ株式会社』。膣に挿入して経血を溜めるタイプの生理用品である月経カップ。神林さんは、現在の夫から2度目のデートで月経カップを渡されたことがきっかけでその存在を知って快適さに驚き、月経カップの普及拡大に取り組むようになったのだそう。作品を通じてジェンダーや生理に関する問題提起を行うスプツニ子!さんは、自身も月経カップを利用したことがあると言い、「いまは生理を快適にするさまざまなプロダクトやサイエンスがあるので、耐えなければならないという呪縛から放たれてほしい」と話す。
後半では月経カップと、ショーツ自体が経血を吸収してくれる吸水ショーツの実物が具体的な使用方法とともに紹介され、広がりを見せる生理用品の新たな選択肢に触れる機会となった。
グローバルスタンダードを知って現状のおかしさに気づく。長田杏奈と考える、日本における性的同意や避妊にまつわる問題
She isの Instagramに移り行われたのは、『長田杏奈さんと考える、性的同意や避妊のこと』。美容ライターとして、それぞれの人が自尊心を育むことを応援したいという思いを持って活動するなかで、個々の努力では解消できない構造的な不条理や差別の存在に突き当たったと言う長田さん。同意のない性行為に関する刑法が実情に合っていない現状や、日本の性教育に抱いている危機感に触れ「自分のいる場所だけを見ていると、多くを望んではいけないような気がしてしまうけれど、グローバルスタンダードを知ると現状のおかしさに気づけるし、外国でできるなら私たちにもできると想像できるようになる」と話す。
おすすめしたい本として、酒井順子『処女の道程』(新潮社)、小川たまか『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(タバブックス)、また刑法改正に関するキャンペーン「#同意のない性行を性犯罪に」、日本において避妊の選択肢が少ない状況へ問題提起を行う「#なんでないの」など、性的同意や避妊に関する学びを得るための具体的な方法がたくさん紹介された。
Instagramライブの様子はShe isのInstagramで公開中