バービーが自身の通院経験も語る。生理痛とどう付き合っていく?
『生理痛とどう付き合っていく?みんなで考えるお悩み相談会 Sponsored by あすか製薬株式会社』には、バービーさん(フォーリンラブ)、赤羽駅前女性クリニック院長の深沢瞳子医師が登壇した。人それぞれ痛みや症状も異なる生理痛。まずは深沢医師から生理の基本的な仕組みと、生理に関わる疾患について解説。初経年齢が早まったことや、出産回数の減少、初産の平均年齢が高くなったことなどにより、現代の女性は生理の回数が増えており、婦人科系の疾患も増えているのだそう。
視聴者から集まったお悩みにおいても、生理痛に関する不安を抱えている人が珍しくないことがわかり、医療に頼って生理をコントロールすることを考えても良いと言う深沢医師に対し、バービーさんも生理に関する悩みを複数抱えているため、いくつかの病院を掛け持ちで通っていると話す。また、自身のYouTubeに婦人科受診を勧める動画を掲載したところ、動画を見て病院に足を運び、疾患が見つかった人がいたという例をあげ、「ハードルが高く感じるかもしれないけれど、自分の身体のために主体的に行動してほしいと思います」とメッセージを送った。
「知識は鎧でお守り」。たなかみさきと高校生たちが学ぶ、「人権教育」である性教育
初日最後のセッションとなったのが、『教えて!学校では習えない、からだのお悩み相談室 Presented by 一般財団法人 日本女性財団、Supported by 公益社団法人 ガールスカウト日本連盟』。「サッコ先生」の愛称で知られる埼玉医科大学産婦人科の高橋幸子医師と、イラストレーターのたなかみさきさん、ガールスカウト日本連盟所属の高校生、みうさんとさえさんが出演した。
「性について知らずに性の世界へ飛び込むのは、ブラックホールに吸い込まれに行くようなもの。知識は鎧でお守りです」と力強く宣言する高橋医師。ガールスカウト日本連盟が行なった『女性の健康と性に関する女子高生アンケート』の結果や、みうさん、さえさんの性教育に関する悩みや意見に触れながら、世界的に性教育は「人権教育」とも言われており、未来の選択肢を広げるための権利としての性教育を広めたいと高橋医師は話す。ラジオパーソナリティーとして、リスナーからPMSやパートナーとの関係についての悩みを受け取ることも多いというたなかさんは、「情けないけれど知らないことばかりでした。でも知るのは遅くないし、もやもやと考えていたことが社会問題でもあったんだと腑に落ちました」と、感想を話した。
>後編:妊活のことやPMSとの付き合い方も。犬山紙子や和田彩花らと学ぶ
※アーカイブ動画公開の終了に伴い、動画の埋め込みを削除しました(2021年4月1日追記)
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