ゲストその1:たなかみさき
「パートナーはお互いに持ちつ持たれつ」

恋の始まりからセックスレス。パートナーのお悩み集結

2017年12月 特集:だれと生きる?
連載:小谷実由のお悩み相談室
リード・まとめ:小谷実由 構成:羽佐田瑶子 撮影・編集:野村由芽
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おはよう、こんにちは、こんばんは。小谷実由です。

2017年の春、漠然と何かやりたいことをやっていいという機会を知人からもらい、ふと幼い頃から今でも密かに憧れているラジオのお悩み相談コーナーを思い出し、初めてのお悩み相談室を開催しました。

お悩みというものは、人生を歩む上でどこまでも付いてくる煩わしい腐れ縁です。あのだいたいの症状を解決してくれる痛み止め薬ですら解決してくれません。ここはあなたが決めるファイナルアンサーを引き出すヒントを提供したいコーナー。いつだって自分が決めた答えのほうが気持ちが良いじゃない。夜な夜な枕を濡らして眠れないあなたの手助けさせてくださいな。

初回ゲストはShe isの12月のギフトでキャミソールをデザインしてくれたたなかみさきさん。お揃いのキャミソールを着る、好対照の二人のお悩み相談やいかに?

心地良い時間を過ごせる相手なら、その人こそが今必要なパートナー。(おみゆ)

「惚れやすいのですが、ただドキドキしているだけかもと思って、恋愛につながりません。どうしたらいいでしょうか。」(チャイ)

おみゆ:私は直感で好きになるかどうかわかるから、惚れっぽくはないんだ。でもさ、ドキドキと恋に落ちることは別物だよね。ドキドキを掘り下げると種類がいくつかあって、「カッコいい!」とその場で終わるパターンと、眠りにつく直前までドキドキしているパターンがあって、後者なら好きになっているのかも。

みさき:私なんて、常日頃ドキドキしてるよ(笑)。飲み屋さんでちょっと近づいたときに感じた相手の体温だけを、眠る直前まで覚えていたり。

おみゆ:この相談者の場合は、ドキドキの先に行ったことがないのかもしれないね。だから「好き」ってなんなんだろう? と思うのかもしれない。

みさき:「ここにあの人がいればいいのに!」と思ったらもう、好きだよね。

おみゆ:たしかにー! この人とあそこに行きたい、あれをやりたい。そんな風に、相手との未来を想像できたら、好きってことだね。そう思えたら、次のステップを踏んでもいいのかも。
 
 
 

「恋をされるのがすこし怖いです」(ゆう)

おみゆ:自分から好きになる恋の方が楽しいよね。好きになられて楽しいときは、自分も好きってことだもん。

みさき:これは相談者の話からは少しズレるんだけど、もちろん合意のない一方的な性的な交渉は論外として、昨今の女性は性への被害者意識が強いと思うんだ。きっとそれは、雑誌で「愛され系」のような受け身体質を促すキャッチフレーズも影響しているような気がする。

おみゆ:自分も楽しみながら一緒に遊んだでしょ、という。

みさき:そうそう。もっと、男性に振り回されない女性になった方が恋は楽しめると思うんだ。物理的な力の差はあるけど、それが心の駆け引きにもなって相手を思いやれることにつながる。恋をする方にもされる方にも、責任はあると思います。

おみゆ:そうだね。きっと相談してくれた彼女はとても魅力的なんだと思う。だから、自分の魅力を自覚して、恋愛自体をプラスに捉えられるといいよね。
 
 
 

「自分に合っているパートナーをどのように探せばよいか。私は、束縛されたくありません。それぞれが自立をしている関係性に憧れます。でも、今はパートナーが欲しいと思わなくて、女友達と遊んでいる方が楽しいです。お二人はパートナーが欲しいと思ったのはいつ頃ですか? どのようなタイミングですか? 教えてください。」(オレンジまこちゃん)

おみゆ:パートナー=彼氏彼女には限られないと思う。日常の中で心地良い時間を過ごせる相手なら、その人こそが今必要なパートナー。オレンジまこちゃんにとって、今のパートナーは女友達なんじゃないかな?

みさき:ビジネスパートナーという言葉もあるし、世の中、男女だけじゃないよね。お互いに心地良い距離感を保てるなら、いいパートナーになれる。

おみゆ:きっと自分が心地良い人なら、お互いに束縛もしないはず。
 
 
 

「『友達以上恋人未満』や『男女の友情』とかいう『あるか無いか議論』がなされるような曖昧なものに関してどう思いますか? また、もしそういう関係の男の子がいたら女の子はその人をどう思っているのですか? もう恋愛感情は無いのですか?? ……クリスマスも近づいてきた今、僕は非常に困っています…( ‘ω’)」(ネコパンダ)」

みさき:「男女の友情はあるかないか議論」だね。おみゆちゃんはどう?

おみゆ:私は、男女の友情はある派。でも男友達に恋愛感情は芽生えないかな。私は恋愛に限らず「曖昧」が無理なの。地に足がついていない状態が自分にとってよくないから、0か100かどちらかにしたいんだ。

みさき:私も男女の友情はあると思うけど、男友達にも恋愛感情は芽生える派かな。曖昧な関係とか大好きでね……(笑)。それに絵にも描きやすくて。好き嫌いだけで完結できればどれほど楽かなと思うし、それは清く正しく美しい恋愛の在り方だとは思う。でも、そう上手くはいかないんだよ〜(苦笑)。

帽子に先を越された事、月だけが見ていた

Misaki Tanakaさん(@misakinodon)がシェアした投稿 –

おみゆ:私ははっきりしたいけど、みさきちゃんのように曖昧な関係が好きな人の意見もわかるから、選択に正解はないよね。パートナーとの関係性にもいろんなグラデーションがあるから、人の意見も聞きながら、自由に自分で決めてほしいな。

ちょっとした違和感を感じたらちゃんと話し合う。(おみゆ)

「高校生です。エロさのカケラもない純粋な恋の悩みで申し訳ないです。最近付き合い始めたのですが、彼女はある程度の距離があっても良いらしく、あまり連絡をとらなかったり会わないでもいいらしいのですが、自分としては毎日連絡を取ったり会ったりしたいタイプの人間で、彼女との距離感を上手くつかめません。もちろん彼女とは末永くお付き合いしたいのですが、自分の気持ちのやりようもなく毎晩妄想にふけっております。どうすればいいでしょうか?」(ジャンヌレ)

おみゆ:優しい子なんだろうなと、文章から感じるよね。高校生で「末永くお付き合いしたい」とか言う?

みさき:言わない〜! どんな相談者の方なのか妄想が膨らむよ。

おみゆ:きっと彼女への思いやりがある子だから悩んでいるんだろうけど、難しく考えず、思っていることを正直に伝えるのがいいと思う。ただそのときに、相手を責めるんじゃなくて、お互いに思いやっている気持ちが伝えられたらいいよね。「もうちょっと君のことを知りたいんだ」とか、言い方は大事。

みさき:恋人って甘えてしまいがちだけど、私は友達にできることしか彼氏にもしないように気をつけてる!

おみゆ:それはいいね。この恋は相手の恋でもあると同時に彼の恋でもあるから、自分も幸せにならなきゃ。

みさき:一緒にいたいときに素直に伝えられなくて別れた人がいるんだけど、その人のことはよく思い出すんだ。付き合い始めなら余計に、楽しいときだけでなく辛いときも一緒にいた方がいいよ。

おみゆ:お互いの大事なときに寄り添いながら相手のことを知っていきながら、僕はこうしたい、私はああしたい、という気持ちの間を探って二人の関係を築いていくことが、末永くお付き合いすることにつながると思います。妄想は、どんどんどうぞ!

 
 
 

「(セックスについて)色々飽きてしまわないように工夫はしています。が、気分が乗らず断りたいなという時に上手く言えず、嫌な顔をされてしまいます。どういうふうに伝えればいいでしょうか?」(あさか)

みさき:セックスレスは、本当に大事な問題!

おみゆ:気心の知れた人でも互いにわからないことはたくさんあるから、二人で話し合うしかないよね。

みさき:話し合うのは難しいこともあるけど、二人でしか解決できないことだから会話は大事。たとえば、彼女はムードが大事で、彼は行為に不満があって……と考えが噛み合っていないことも多いと思うんだ。私ももっと、恋人とセックスについて話し合えたらよかったなと思ってる。

おみゆ:一度こじれたら、関係を修復するのはとても大変だから、ちょっとした違和感を感じたらちゃんと話し合って、相手のことを今一度知ろうとするのは大切なことだと思います。

PROFILE

小谷実由
小谷実由

ファッション誌やカタログ・広告を中心に、モデル業や執筆業で活躍。一方で、様々な作家やクリエイターたちとの企画にも取り組む。昭和と純喫茶をこよなく愛する。愛称はおみゆ。

たなかみさき
たなかみさき

1992年11月14日生まれ。埼玉県出身日本大学芸術学部を卒業後、熊本に移り住みフリーランスのイラストレーターとして活動。2017年春からは東京に拠点を移し主にグッズ制作、出版物に関わりながら活動中。お酒、歌謡、哀愁をこよなく愛し、それらは作品の中で色気を匂わせている、誰もが感じた事のある、あの青春を追い求めて。

INFORMATION

連載:小谷実由のお悩み相談室
連載:小谷実由のお悩み相談室
自分が決めた答えのほうが気持ちいい。小谷実由が眠れぬあなたの背中をひとおし

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