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第六回:生活にあう<iai>(後編)

京都の山奥で服をつくる家族を訪問。その後の手紙交換

連載:前田エマ、服にあう
テキスト・写真:前田エマ 編集:野村由芽
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京都の山奥の村で服をつくり暮すiai。前編では、彼らに会いに行った冬の旅のことを書きました。
後編は、村で過ごした3日間に私が撮った写真と、その後に送りあった手紙を載せます。

1日目の夕方。村へ到着してすぐに、ヤギのコハムの散歩へ。

夕飯。アイちゃんのエプロンのポケットには花の模様があった。草花に布をあて、そのまま蒸すと草花の色や形がそっくり布に転写されるのだという。

2日目の朝。リビングのすぐ隣の部屋には、iaiの服がたくさん並んでいる。ここは「iai花衣店」。予約制の店となっている。

今日は、村の住民の方へ会いに行く。

教会へ着ていけるような服を、という夫婦のオーダーを受けてiaiがつくった、ワンピースと羽織。

何度か染め直して着ているというスモック。この女性はiaiの刺し子作業を手伝っている。

前田エマからiaiへ

iaiから前田エマへ

PROFILE

前田エマ
前田エマ

1992年神奈川県うまれ。2015年春、東京造形大学を卒業。オーストリア ウィーン芸術アカデミーに留学経験を持ち、在学中から、モデル、エッセイ、写真、ペインティング、朗読、ナレーションなど、その分野にとらわれない活動が注目を集める。芸術祭やファッションショーなどでモデルとして、朗読者として参加、また自身の個展を開くなど幅広く活動。現在はエッセイの連載を雑誌にて毎号執筆中。

iai 居相大輝

1991年京都生まれ。
独学で服作りを始め、パターンを用いず直感的に“一点服”を制作している。
2015年より、京都府内の10戸28人が暮らす小さな山村に拠点を置き、活動中。
草木土染めや、村のおばあちゃんの手仕事など、土地や山の恩恵を受けて日々服作りをしている。

INFORMATION

イベント情報
イベント情報
『みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018』

2018年9月1日(土)~9月24日(月・祝)
会場:山形県 山形県郷土館 文翔館、とんがりビル、郁文堂書店、BOTA coffee、BOTA theater、gura、長門屋ひなた蔵・塗蔵、東北芸術工科大学キャンパス
※金、土、日曜、祝日のみ開催
みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018

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