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市川渚×長田杏奈が注目。女性の心と体を元気にする最新サービス

市川渚×長田杏奈が注目。女性の心と体を元気にする最新サービス

生理やデリケートゾーン、睡眠。FemTechの流れも紹介

2018年12月 特集:それぞれのヘルシー
SPONSORED:ANA『Wonder FLY』
テキスト:飯嶋藍子 撮影:喜多村みか 編集:野村由芽
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生理用品のサブスクリプション、ナプキンのいらないショーツなどを生んだ、アメリカのムーブメント

ホルモンバランスの乱れや生理、PMS(月経前症候群)など、どうしても気持ちよくすごしづらい生理の期間を、いかに快適に過ごせるのか。ふだんからデジタルガジェットやスタートアップの情報を追っている市川さんは、「最近はアメリカを中心に、女性の健康にまつわる課題をデザインや思想の力で新しいかたちに見せていくサービスが増えていて」と、生理用品のサブスクリプションサービス「Cora」を紹介。

市川:こういったサービスが増えている裏には、2017年頃から活発になっている「FemTech」というムーブメントがあると思います。女性の起業家が、健康や体にまつわるサービスをローンチする流れがあるんです。ヘルステック系は女性に限らず盛り上がっているので今後もいろいろ出てくるんじゃないかな。

生理用品のサブスクリプション「Cora」。パッケージは白や黒を基調としたシンプルなデザインで、オーガニックコットンを使用

Instagramで応募してくれた学生が通う学校にプロダクトを寄付するプロジェクトなども

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✨ Wishing you peace, calm, and joy. ✨(by @petergronquist)

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ブランド全体のビジュアルも自然をモチーフとしながら、スタイリッシュなデザイン

長田:「FemTech」の流れのなかで、ほかにはどういうサービスやプロダクトがあるんですか?

市川:コンドームなどの避妊具系もあるし、「Natural Cycles」っていう、アプリと連動する基礎体温計などもあります。アプリを見ると、妊娠しやすい時期やPMSの波がくるなど、バイオリズムを教えてくれます。

スウェーデン発の「Natural Cycles」

ただ、市川さんは「特にデジタルガジェットは法律の絡みもあって日本で使えるものがまだ少ないんです」と続けます。そこで竹中が実際に愛用しているという「THINX」を紹介。

竹中:「THINX」は生理のナプキンの機能もついたショーツです。すごくスタイリッシュなんですけど、ハイテクな素材が何層構造にもなっていて使い勝手がすごくいい。女性下着ってピンクのものやレースがついたものが多いですけど、こういうシンプルなデザインだとどんなジェンダーの人でも使いやすいかなって。

THINXから派生した、生理になったばかりの子向けの「BTWN」というブランドもあって、このInstagramにも生理をポジティブに捉えられるようないい情報が載っています。

生理になったばかりの子どもたちやその親に向けて生まれた生理用品のブランド「THINX(BTWN)」

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Meet the Shorty: great for exploring, running, and enjoying the ride. 🚴‍♂️

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「THINX」同様、吸水力のある4層構造でナプキンやタンポンのいらない新しい生理用ショーツを提案

長田:ちょっと親が嫌いになる思春期の時期と初潮の時期ってかぶるじゃないですか。「THINX (BTWN)」みたいなサービスや情報が社会で整っていると、最初の入り口だけ教えてあげれば、自分でアクセスして正しい知識も得られるし、素敵に工夫できるし、次の世代の子たちはいいなあって思います。

デリケートゾーンのシートパックで心を上げていく

体に合ったサービスやプロダクトが寄り添ってくれると、気弱になりがちな時期もいつもどおり、もしくは少し楽に過ごせるかもしれません。そんななか、長田さんが注目するのは、「いつもどおり」の日常をもっと明るくしてくれそうなデリケートゾーン用のシートマスク「Two Lips」です。

長田:去年あたりからデリケートゾーンケアが静かに盛り上がっていたんですけど、これはもうビジュアルからとっても元気な感じなんです。しかも、このシートマスクをしている最中に聴くためのSpotifyのプレイリストがついているんですよ(笑)。他のサービスとリンクしたオプションがあるのがおもしろいなって。

シートマスク自体は蝶々みたいなかたちだったり、レースみたいに華やかだったり、きっと元気があって自信がないとつくれないものだと思うんです。だから、そういう人がつくったものをつけたら元気な気持ちを分けてもらえる気がします。

シンガポール系のブランド「Two Lips」による、Vゾーン用のシートマスク「BLACK OUT」

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@clairejedrek: Are you as curious as I was about the #Blackout activated charcoal mask? I’m now two masks in to this self care routine which is applied over your vulva - the external part of the female genitalia Peeling off the protective layer I was perhaps amused at the lace backing which is really just about customisation to a feminine product and if anyone walked in on me, they’d probably mistake it as underwear! It’s not hard to figure out the bunny looking ears and where to place the mask. For 15 mins I sat and read a book, something I was going to do anyway! I experimented and put my second mask in the fridge, so it was pretty cold to the touch but after a hard cycle, my crotch was pretty sore and rough around the edges, so there was instant relief. I wouldn’t say there is instant brightening but hydration was a massive factor for hours of cycling friction! I’ve never shied away from the vain term and use chamois cream when I’m cycling for friction , the mask is a recovery product for me and like when I exfoliate after a shower and ride, so it completely makes sense! @twolips.vip #selfcare #blackout #vulvaritual #twolips #sp

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シートマスクには炭の成分を使用

野村:たしかに体にいいものがぜんぶふわふわしていて、生成りのようなやわらかい色で、っていうデザインじゃなくてもいいですよね。デリケートゾーンってもともと自信がない場所だったりもするから、積極的にケアすることで、自信を持てるようになるプロダクトはいいなあと思いました。

竹中:丁寧に体をいたわるためにやさしいイメージのプロダクトが多いけど、自分の生活を無理に変えなくても、プラスオンでなにかできるものがあると嬉しいですね。

そして長田さんは「すごくかわいいからみんなに見てほしいものがあって」と続けます。

長田:私のまわりにいる普段はクールな女性たちもわっと盛り上がった「ふわぽかハグにゃん」です。腰を温めるって「いきいき」とか「健やか」みたいな少し渋いイメージがわきがちですけど、これは猫ちゃんのふわふわの尻尾を着けるようなかわいいウェアラブルヒーターです。

大きな会社のマーケティングの部署で考えた、みんなが絶対ほしいっていうようなものではなくて、「なんか私、こういうのあったらいいと思うな」っていうアイデアが「うんうん、かわいいね」ってみんなに気に入られるっていうこともあると思う。「ふわぽかハグにゃん」は、そのパターンだと思うんですよね。触り心地もやさしくて、ほんわかする気持ちになれます。

PROFILE

市川渚
市川渚

ファッションデザインを学んだ後、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。

フリーランスのファッション・コンサルタントとして、ファッション、ラグジュアリー関連の企業やプロジェクトのコンサルティング、デジタルコンテンツのクリエイティブ・ディレクション、プロデュース、制作などを手がける。ガジェットとデジタルプロダクト好きが高じメディアでのコラム執筆やフォトグラファー、モデルとしての一面も。ファッションとテクノロジーがクロスする領域で幅広く活躍中。

長田杏奈
長田杏奈

ライター。美容をメインに、インタビューや海外セレブなどの記事を手がける。趣味は花鳥風月。モットーは「美容は自尊心の筋トレ」。

INFORMATION

ANA『WonderFLY』
第7回「体を整え、心が励まされる日々を」

応募期間:2018年11月21日(水)~2019年1月9日(水)
受賞者発表:2019年2月中旬
クラウドファンディング公開:2019年3月上旬~
審査員:
市川渚
長田杏奈
金森香(『AWRD』編集長)
竹中万季(『She is』)
野村由芽(『She is』)
応募賞金:最大30万円
詳細はこちら:CREATIVE AWARD「体を整え、心が励まされる日々を」 | WonderFLY-ANA Crowdfunding-

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