祖母の骨ばった指/三葉かなえ

他人事ではいられない介護との向き合い方

2019年5・6月 特集:ぞくぞく家族
テキスト:三葉かなえ イラスト:sasakure
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「家族」ときいたとき、あなたは何を思い浮かべますか? 5・6月の特集「ぞくぞく家族」は、さまざまな関係性が存在する答えのない家族像のありようについて、頭を柔らかくして、拡張していくための特集でした。She isでは、毎月の特集テーマをもとに「VOICE」を書いていただける方を公募で募集。「ぞくぞく家族」の公募に寄せていただいた、三葉かなえさんのVOICEをご紹介します。

祖母にしか見えない
虫がいる
針で潰そうとしたのか
テーブルにあいた穴
認知症の深さのよう

私が大学生のときから、祖母は私に対してのおかしな発言が目立つようになりました。近所の方や親戚に、私には全く身の覚えのないことを、さも本当のことのように話すようになったのです。なんで私ばっかりこんな目に、と思うこともありました。

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PROFILE

三葉かなえ

1990年、埼玉県生まれ。
小学5年生から詩作をはじめ、高校1年生のときに読売新聞の投稿欄で五行歌と出会う。五行歌の他に、短歌や詩の制作、朗読も積極的に行なっている。2017年に五行歌集『プロジェクションマッピング』刊行。

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