命短し、やすめよわたし!/missingmyco

やすむことは、まっとうに生きることだ

2019年7・8月 特集:やすみやすみ、やろう
テキスト:missingmyco
  • SHARE

「やすむ」ことは、人が生きていくために大切な行為。だけど、やすむことをわすれてしまったり、言い出しづらいときもしばしばあるのではないでしょうか。7・8月の特集「やすみやすみ、やろう」は、人間らしくよりよく生きるために、積極的に休む意思を持ち、環境をつくり、そしてやすむことの質と深さを増していこうという特集でした。She isでは、毎月の特集テーマをもとに「VOICE」を書いていただける方を公募で募集。「やすみやすみ、やろう」の公募に寄せていただいた、missingmycoさんのVOICEをご紹介します。

ちいさい頃から身体が丈夫だった。
人生で一度だけ入院した幼稚園児の頃でさえ、点滴を振り回して遊んでいた記憶がある。
そんな私だから、やすむことより働くことを優先してきた。
就職して5年目の頃には、休日出勤はもちろんのこと、月の稼働が300時間に至ることさえあった。
そのうちに、満員電車に揺られていると動悸がして冷や汗が出るようになった。
思春期ニキビ? なにそれ? だった強靭な肌が吹き出物まみれになった。
大好きな映画館の暗闇に身をおくと、涙がとまらなくなったりもした。
振り返ってみると、身体は、ありとあらゆるサインをわたしに与えてくれていた。
あやまっても、あやまっても、足りない。ほんとうにごめんなさい。
私は、それでもやすまなかったから。
ある日突然、目の前が真っ暗になり、横断歩道の真ん中でへたりこんだ。
そこからはもう、アウト・オブ・コントロール。
私は、身体からの信頼を完全に失ってしまったのだった。

この先はMEMBERS限定のコンテンツです。
登録すると続きをお読みいただけます。

PROFILE

missingmyco

物書き志望。
現在育休中。
好きなことをして好きな自分でありたい。
人物事と仲良く、ときどき嫌われる勇気。

命短し、やすめよわたし!/missingmyco

SHARE!

命短し、やすめよわたし!/missingmyco

She isの最新情報は
TwitterやFacebookをフォローして
チェック!

コメントする前に こちらの利用規約
必ずご確認ください

コメント

コメントはMembersのみ行うことができます
Membersについて詳しくはこちら
/ Membersの方のログインはこちら