She isでは、毎月の特集テーマをもとに「VOICE」を書いていただける方を公募で募集。2019年9・10月の特集「よそおうわたし」の公募に寄せていただいた、河野宏子さんのVOICEをご紹介します。
詩人なので、詩の朗読ライブでお客様の前に立つことがよくある。大抵の場合、衣装の指定はなく作品やイベントの内容に相応しいものを自分で選んで着ることが多い。カジュアルなニットだったり、上等な訪問着だったり、会社員だった当時はいわゆるザ・OLさんな会社の制服を着て舞台に立ったこともあった。詩の朗読ライブは小さな会場が多いので楽屋など着替えのスペースがないことも多く、家を出るそのままの服装で舞台に立つことになるため、あまり衣装を用意することはなかった。このワンピに出会うまでは。
この先はMEMBERS限定のコンテンツです。
登録すると続きをお読みいただけます。