それが個性になるかも
1.
いろいろありすぎるけれど、わかりやすいところで言うと字が下手。小学生のころ、同じクラスの頭がいい女の子にさんざん悪口言われた……。
2.
上手にはなれないので、諦めて、絵みたいに書くようにしてみた。
大げさに伸ばしてみたり、ムダに間をあけてみたり……。
そうしたら、すごく愛着あるものになった。これは、これで良し!
3.
それが個性になるかもね!
自分が得意なことを伸ばして自信になるものを得る
1.
教養がない、チビ、お金がなかった。
2.
ないものは、ないと諦める。
3.
コンプレックスはいつまでも消えることはないと諦めて、自分が得意なことを伸ばして自信になるものを得ましょう。そしてコンプレックスがない人間ほどつまらないものはないので自分の宝物だと思いましょう。ドラマとか映画のキャラクターで欠点がない人なんて記憶に残らないでしょう?
大丈夫。人間、みんな自分のことで精一杯
1.
英語コンプレックス。米軍基地の近くに生まれ、「は? なんで英語できないの?」という視線を感じることも多く、「英語ができない人間=バカ。ゆえに自分はバカ」と思い込んでしまってきた。
2.
「ちんぷんかんぷん」を英語で言うと「こんなのギリシャ語だ(It's all Greek to me)」であることを知り、「英語ネイティブにとってちんぷんかんぷんなギリシャ語を話す人になって奴らに勝とう!」とギリシャ語を勉強した。
そうしたら在日ギリシャ人のコミュニティーが私をとても温かく迎えてくれて、「英語ネイティブを見下すためにギリシャ語を勉強するなんて全方面に失礼なことだったな」と気づき、反省することができた。
3.
大丈夫。人間、みんな自分のことで精一杯なんですよ……あなたのことについてなんか言ってきたそいつも含めて。
客観視する視点を得る
1.
なにをやっても「普通」じゃないこと。おかしくなってしまうこと。「キモチワルイ」こと。
集団の中で問題を起こすのは常に自分であること。人として当たり前のことができないこと。
2.
自分のおかしさを隠蔽してマトモ風に見えるように努力したけどすべて無駄だった。
どうあがいても無理なものは無理だと気がついて完全に諦めた。
大学時代に演劇をやったら、自分の「おかしさ」や「キモチワルさ」を客観視する視点を得ることができたので、おかしさを「ユーモア」という形で他者に向けてプレゼンテーションしてもいいかもしれないと考え、受け入れることができるようになった。
それからは、他人への愛を大切にしている。
3.
私とは逆で「普通」がコンプレックスという人もいるかもしれないけど「普通」ってすごく憧れる。
「普通を受け入れる」という経験を、どうしても人生でしてみたかった。
自分の嫌な部分と見つめ合うことはとても誠実で素敵なこと
1.
たくさんありすぎて秘密です。
2.
努力で変えられないものなら、ニュートラルな記号と捉えること。他のいい面でカバーする。
努力で変えられるものなら、その努力を自分だけができる経験だと思うこと。なんだか少し楽。
3.
自分の嫌な部分と見つめ合うことは誰にでもできることではないし、とても誠実で素敵なこと。コンプレックスとどう生きていくかを見つけることは大変ですが、向き合うことでもっと素敵になれるんじゃないかなって私は信じています。
食わず嫌いが一番勿体無い
1.
人前に出ると緊張してしまい、上手くパフォーマンスができないこと。
2.
今モデル業してるくせに何を言っているの? と思う方も多いと思います。私自身も今の仕事をしてるとは昔の自分から想像つきませんでした。授業の発表ですら、極度に上がってしまい声が震えてしまうような上がり症だった昔。変わったきっかけは、撮影という機会やSNSの発信で周りの空気が変わったこと。今まで逃げてきた「人の前で表現すること」に返ってくるレスポンスの面白さを肌で感じたからです。
コンプレックスに正面から向き合うことで、見えなかった違う一面を知れました。辛いと思うことももちろんありますが、苦手から入ったからこそ気づく楽しさや、冷静かつ客観的に分析できるという利点もあります。まだまだコンプレックスのいろいろな表情の発見が楽しみです!
3.
食わず嫌いが一番勿体無いです。勇気を出して、その重い一歩を踏み込んでみる。第一印象が苦手だなと思った子ほど、打ち解けてみると不思議と馬が合うように、コンプレックスはまだ知らない世界のきっかけだと思います。
頑張って自分のなりたい自分に到達する
1.
存在感が薄くて友達とうまく混ざり合えてない気がする。
2.
勉強に打ち込んでいる。私の友達はみんな頭がいいからその子たちにちょっとでも近づけるようになりたくて。
3.
頑張って自分のなりたい自分に到達してください。
はたから見るといじらしい
1.
顔。黒目の感じや顎……そしてすごーくエラが張っていること。
2.
たまにはフェイスラインを隠さずに思いきって出す。というかこのエラ、いっそ流行ってくれないかな~と日々思ったり。他のことをがんばってみると気持ちも晴れます。
3.
人のコンプレックスって、はたから見るといじらしいものであったりします。私なんか……と思いこむのはやめて、楽しみながら向き合いたいです。
- NEXT PAGE山田由梨さん、和木こもるさん、雪舟えまさん、吉開菜央さん、龍崎翔子さん