スマホでぴったりの投票先を見つけるには、Yahoo!「政党との相性診断」、毎日新聞ボートマッチ「えらぼーと2019参院選」、Mielkaの「JAPAN CHOICE」の投票ナビなど。
かん:なんだか今すぐ各政党の公約を確認したくなってきた! 冒頭にYahoo!の政党との相性診断の話が出てきたけど、選挙情報って、どうして公式のポータルがないのかな!?
とんふぃ:国は、選挙のポータルサイトをやっちゃダメなんです。三権分立(司法・立法・行政の3つの権力を分散して、濫用を防ぐ仕組み)を守るためには、仕方ないんですよね。立法機関である議会のメンバーを選ぶ選挙のために、行政が公式サイトを作ったら、議会の多数派にとって都合のいい偏ったものになってしまいますよね。だから、メディアやNPOなどの民間が頑張らないといけないんです。
あんな:Yahoo!はわかりやすかったけど、お手軽すぎてちょっと心配だったりもした。他はどんなところが頑張ってるの?
とんふぃ:Yahoo!は、10問答えればいいだけの手軽さが魅力ですが、争点を絞っているぶん誤差が出ることも。他には、毎日新聞ボートマッチの「えらぼーと2019参院選」も人気です。新聞社の運営だけあってファクトチェックがしっかりしている点が魅力。ただ、全20問ある設問そのものが、ややリベラル寄りなので、フラットさという面では疑問が残ります。
かん:何が嘘で本当か、何が偏りのない情報か見極められる自信がないから、ファクトチェックとフラットさは大事!
とんふぃ:そこで、僕が命をかけている「JAPAN CHOICE」の投票ナビです! デザインとテクノロジーの力で、投票にまつわる意思決定のハードルを低くすることを目指して開発した、忙しくて情報少なくて「選挙なんて面倒臭い」という人でも、15分見てもらえれば大丈夫というパッケージです。
あんな:争点について、どのくらい重視しているのかが選べるのと、「何じゃこりゃ?」という疑問には、解説がポップアップ表示されてわかりやすい! 設問18個というのは削れなかったんですか?
とんふぃ:これがミニマムですね。第一線で働くプロが集結して、ああでもないこうでもないと喧嘩をしながら真剣に作っているのですが、この設問数は譲れなかった。
かん:「JAPAN CHOICE」は、最初に教えてもらった4つのPの「パフォーマンス」にあたる、公約実現度が一覧できるのもいい。その政党が嘘をつかないか、わかりやすい判断基準だから。
<ポイント>
Q.スマホでサクッとぴったりの投票先を見つけるには?(あんな)
A.お手軽さならYahoo!「政党との相性診断」、リベラルな視点なら、毎日新聞ボートマッチ「えらぼーと2019参院選」。そして、僕が命をかけているMielkaの「JAPAN CHOICE」の投票ナビです!