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オンラインで買える、哲学が詰まった世界の水着ブランド5選

オンラインで買える、哲学が詰まった世界の水着ブランド5選

サイズが豊富、ジェンダーニュートラル、サステナブル……

2019年9・10月 特集:よそおうわたし
テキスト:齋藤萌慧 編集:竹中万季
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非日常を楽しむための水着こそは、自分のために選びたい

何かを身にまとうとき、誰かのために選ぶこともあれば、TPOで決めることもあるけれど、非日常を楽しむための水着こそは、自分のためだけに選びたい。

デザインだけでなく、ものづくりのこだわりや理念のつまった世界中の水着ブランドのなかから、She is編集部が選んだ5つのブランドをご紹介します。日本からもオンラインで購入可能なブランドを厳選しました。

水着にこめられたメッセージを知って、「わたし」のために選ぶ一着と出会うきっかけとなりますように。

インスピレーション元は20世紀初頭の水着などから。ジェンダーニュートラルな水着ブランドhirsuit
ひとりひとり生まれ持った体型の特徴を考慮し、新たな水着のサイズ展開をつくり上げたKitty and Vibe
サステナブルなものづくりにこだわった、自然を愛するニューヨークの水着ブランドNu Swim
今年日本でスタート。都会で働く女の子たちが海辺で思いっきり遊ぶためのアイディアが詰まったcolca
美しさと快適さを両立。自分で自分を愛するための哲学が細部に行き届いたロンドンのブランドMARIEYAT

インスピレーション元は20世紀初頭の水着などから。ジェンダーニュートラルな水着ブランドhirsuit

女の子はビキニ、男の子は海水パンツなんて、だれが決めたのでしょう。わたしたちは、自由に水着の形を選ぶことができるし、それを自由に着て楽しむこともできるはず。

hirsuitは、男女の性差のない、ジェンダーニュートラルな水着ブランド。自分の身体、嗜好、アイデンティティに心地よさを感じるビーチウェアをつくることを目指したブランドです。20世紀初頭の水着やレスリングのユニフォーム、モダンダンスのユニタードからインスピレーションを得てデザインされているそう。

20世紀初頭、人々はどんな水着を着ていたのでしょうか? 男性の間で身体にフィットして手足を露わにする水着が着用されるようになるなか、体を覆い泳ぎづらい水着を強いられていた女性。20世紀初頭、オーストラリアの水泳選手で女優のアネット・ケラーマンが女性の水着に疑問を呈し、体にフィットするワンピース型の水着を着たところ「裸体陳列罪」で逮捕されてしまったそう。この出来事がきっかけで、水着の形が徐々に変化していったそうです。hirsuitの水着は、歴史を変えたともいえるアネット・ケラーマンが着ている水着をどこか思わせます。

アネット・ケラーマン Annette Kellerman, c. 1903 - 1913. Publicity photo in her self-designed swimwear, considered rather daring at the time.

ジェンダーニュートラルなデザインだけでなく、機能性が優れていることも魅力のひとつ。全ての水着はリバーシブルでできており、サイドにはポケットもついています。生地はリサイクルされたポリエステルと長持ちするスパンデックスを使用しています。

hirsuitの水着は、わたしたちはすきな水着を着て、自由に楽しむことができるはずだということを思い出させてくれるはずです。

hirsuit
@hirsuit • Instagram photos and videos

購入方法
hirsuitの公式Webサイトから「shop」をクリックし、「OTHERWILD」のWebサイトから購入可能。shipping addressで日本を選択できる。

PROFILE

齋藤萌慧

都内の大学院で哲学を学びながらDaydreaming zineを作っています。文章を書くことは生きること。すきなことは、ZINEを作ること、映画を観ること、本を読むこと、食べること。

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