男女関係はギブアンドテイク、日本語にすると「持ちつ持たれつ」が大事。(みさき)
「パートナーではないんですけど、互いに将来というか最後はこの人と一緒になりたいと思ってる人がいます。ですが、彼は本当にどうしようもなくて、現実逃避ばかりで自分自身とも家族とも・・・なにひとつと向き合ってくれなくて、考えようともしていなくて。めちゃくちゃなことばかり言ったり、行動をするので、疲れてしまったのと、許せないとおもってしまったのと、これ以上傷つきたくないとおもってしまいもう無理ですと言い放ってしまいました。それ以来、連絡も来ずこちらもぜす・・・。これでよかったと思えるように毎日を過ごしています。唯一家族とおもえる人なので、パートナーと思う気持ちは変わりません。めちゃくちゃですが、これは彼も同じ気持ちのようで(今はわかりませんが・・)パートナーが自暴自棄になっていたり、考えることを諦めてしまったり、本当にどうしようもないとき、どうすればいいんでしょうか。私自身、ひどいことをされた事もあり、せめることしか出来なくて、胸が痛いです。」(みこ)
おみゆ:相手ばかりを気遣って、この方は幸せなのかな? もっと自分のことを大事に考えてもいいはず。「最後は一緒になりたい」と結末を設定するのをやめてみたら、見えるものが変わったり、他にいい人と出会ったりするかもしれないよ!
みさき:彼も、重荷に思っているかもしれないよね。他人にしてあげられることなんてほとんどなくて、風邪をひいてポカリを買いに行くのも、言われてからやればいいと思う。だから、いざというときに頼ってもらえるような関係性を日頃から築いておくことが大事かなと。
おみゆ:そうだね。大事なときに一緒にいてあげること。そばにいてほしくないと言われたら離れる。悩みって自分でしか解決できないものだから、何もしなくても相手のそばにいるだけでいいんです。思わず責めてしまうこともあると思うけど、それは相手を思ってのことだから、気にしすぎなくていいと思うな。でも相手への思いやりがなくなったとき、それはもしかしたら離れる合図かもしれないね。
「6年傍にいた不倫関係の彼氏が別れてくれません」(ファザコンM子)
おみゆ:不倫で幸せになった人の話を聞いたことがないから、個人的には絶対したくない。でも抗えないこともあるだろうから、これはすごく大変な状況だよね……。
みさき:男女関係はギブアンドテイク、日本語にすると「持ちつ持たれつ」が大事だと思うんだよね。セフレは互いに対等に秘密を共有し合うけど、不倫関係はどちらかが不利な状況だから幸せになれないと思う。おまけにされるなんて、私はゴメンだよ!
おみゆ:みんな、もっと自分の幸せを考えたほうがいいよ。どうしても別れたいなら、SNSをやめて電話番号を変えて、引っ越しをして、完璧に断絶する決心も必要だと思います。
着たいものを着ることは言うまでもなく素敵だし、柔軟に相手に合わせられるのも個性。(みさき)
「デートの時、私の好きなファッションが男ウケがあまりよくないファッションなので、いつも自分が好きではない洋服を着ていた。自分を出せない、勇気がない自分にイライラしています。」(ゴマ団子)
おみゆ:好きだと思われるためのファッション、いいと思う! 思いやりがあって。
みさき:彼の代わりに、抱きしめたいよ。
おみゆ:私にも経験あるな。彼の好きな色を聞いて、次の日に買い物に行ったことあるもん。
みさき:私も、昔の彼にボートネックのボーダーが好きと言われて、次の日に着ていったの。でも鎖骨があまり出なくて「たなかの鎖骨は薄味」と言われて、うるせーと思った(笑)。
おみゆ:(笑)。健気な作戦だよね。あなた色に染まることで、新しいことを知って人生が変わることも往々にしてある。
みさき:着たいものを着ることは言うまでもなく素敵だし、柔軟に相手に合わせられるのも個性だから、ポジティブにとらえてほしい!
「自分の(服の)好みを否定されたときよい切り替えの仕方はあるでしょうか? もしくは相手に合わせるしかないのでしょうか?」(あさか)
おみゆ:「私はこれを着るぞ!」という気持ちがあれば合わせなくていいと思う。もしくは否定されたら、相手はどんなものが好きか聞いてみて、受け入れられそうだったら1回は相手の色に染まるのもありだと思う。
みさき:それはいいね! 「似合う」と「好き」は違うこともあるしね。案外似合うかもしれない。ちなみにおみゆさんは、彼からペアルックを求められたらどう?
おみゆ:小物のおそろいならいいけど……あっ、パジャマのおそろいはいいよね。同じサイズで着たい。洗面所でふふふってしたい。
何をするにしても、お互いに思いやることを忘れずに行動したい。(おみゆ)
「多額の借金を抱えている彼と結婚するか悩んでいます。お二人ならどうしますか?」(Instagram Liveのコメントより)
おみゆ:借金も込みで相手を好きになれるかどうかだよね。相手の幸せは自分の幸せ、そういう思いを共有できるなら一緒にいていい。むしろ、二人で返すなら半分ずつで済む! くらいに思えないと。
みさき:彼と一緒にいたいなら、自分自身の人生が変わっていく準備が必要かもしれないね。
「相手がいる人を好きになった場合はどうしますか?」(Instagram Liveのコメントより)
おみゆ:相手がいる時点で、私は恋愛対象から外してしまうが……。自分の恋が実っても、相手の幸せも考えないといけないと思っていて。
みさき:好きになるのは勝手だけど、想いを伝えることで相手が悲しい気持ちになるなら、私は告白しないかな。「私と付き合ったほうが幸せだよ!」という圧倒的な自信と覚悟があったら告白してもいいかもしれないけどね。いずれにしても、相手のことを考えるかな。
おみゆ:何をするにしても、恋愛は自分のものでもあると同時に、相手のものでもあるってことを頭に入れて、お互いに思いやることを忘れずに行動したいよね。
〜おみゆのあとがき〜
さて、初回から私と正反対の見解を持つゲスト たなかみさきの出現により恋をするようにじわりじわりと燃え上がった回になりました。たくさんのお悩み相談ご応募ありがとうございました。恋って人間たちの科学変化だ。決まりきった正解はない、心も体も交わるにつれて、気持ちも関係も立場も多様化していく。心の余裕はないくらい今に必死だけど、相手とのいつかの未来をふと考えてしまう。時には勢いをつけて相手に向かっていくことも必要だけど、その勢いは情熱からなるものなのか。まだ出会ったことのない私を見つけてくれるあなた、悲しんでいるあなたの側にいてあげたい私。こんな風にグラデーションな気持ちを彷徨いつつも、自分も相手も大事にしないと成立しないのがパートナーという関係なのかもしれないですね、持ちつ持たれつはパートナーのスローガンかもしれないなあ。
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