第三回:千鳥文化で行った『here and thereのにわ』のこと

2日間だけの真夏の縁日、雑誌から始まる出会いの場

連載:林央子と「つくる理由」
テキスト:林央子 カバー画像:小池アイ子 編集:竹中万季
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千鳥文化との出会い

お盆休みあけの8月17、18日の二日間、大阪の「千鳥文化」という名前のスペースで、私の個人雑誌『here and there』をつくってきたなかでも規模が一番大きな出版イベント『here and thereのにわ』を開催しました。

大阪の心斎橋から地下鉄で約15分の北加賀屋駅の周辺は以前、造船工場があったエリアで、造船業や海運業に従事していた人たちの住まいが並んでいます。今は空き家になっているスペースも多く、その一角に注目したdot architectsの家成俊勝さんたちが、北加賀屋でも作品を発表されているアーティスト金氏徹平さんの常設展示や、人の集うカフェやバーもある多目的スペース、千鳥文化を2017年夏にオープンさせていました。

私は金氏さんの展示を観に去年、初めてこのエリアを訪問しました。

千鳥文化は、千鳥土地株式会社、おおさか創造千鳥財団、dot architects、服部滋樹さん、小西小多郎さんが協働しながらつくった交流スペース (写真: 仲川あい)

北加賀屋のMASK、千鳥文化で行われた金氏徹平『Open Storage 2017「クリスピーな倉庫、クリーミーな部屋」』

千鳥文化の小部屋にわかれた自由な空間にひかれて、2日間だけ真夏の縁日を開催できないかなと思い立ったのは、『here and there』が完成間近の6月のこと。現地で打ち合わせを行ったのは、イベントまであと一ヶ月を切った7月20日。このときはまだ、ほとんど詳細が決まっていない状態でした。

縁日屋台とスーザン・チャンチオロ

『here and there』にはいくつかの裏テーマがあります。その一つが「出会い」。私が出会った人との印象深いかかわりを記録するメディアとして位置づけているのですが、同時に、雑誌を通して関わった人同士が出会う場や、読み手の方同士が出会う場をつくれたら、という思いを抱きながらいつもつくっています。

今回、小部屋にわかれた千鳥文化を、「縁日屋台」の場にできないかな、と思ったのはそのような背景があってのことでした。『here and there』にゆかりのある方たちのなかには、ステキなお店を開いている方も多いので、そんな方たちをお招きしたい。あるいは風呂敷を開くように、自分のお店を開きたい人にも集まってもらいたい。そうしたらそこではまた、物を通したステキな出会いが生まれてくるに違いない。日光土心のナオさんやLamp harajukuの矢野悦子さんが賛同してくださって、また京都のモアレさんや大阪の九鬼兄弟も参加してくれて、楽しい縁日ショップが2日間だけ出現しました。

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いよいよ「here and there のにわ」は明日から2日間です!よろしくお願いいたします! ・・・ 【イベントのおしらせ】 8月17・18日 旧暦七夕に千鳥文化にて、ライター・編集者である林央子さんが手掛ける個人雑誌「here and there」の新刊発行記念イベントを行います。今回の号だけに留まらず、here and there  と関わりの深いつくり手が千鳥文化内で、縁日のように各々が好きな位置でお店をするという企画です。トークやインスタレーションも御座いますので是非みなさま、夕涼みしつつご参加いただければと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーー 千鳥文化商店も、イベントに即した展示販売を致したいと考えております!是非! ーーーーーーーーーーーーーーー here and there vol.13 HYACINTH REVOLUTION issue発行記念イベント here and thereのにわ 2018年8月17日金・8月18日土  18時開場〜21時 場所 千鳥文化 大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-2-28 tel 06-7505-5189 入場料 500円 ワンドリンクつき 誌面参加作家による縁日屋台の出店あり 8月17日 トーク アーティスト、編集者とかたる本のこと 金氏徹平(artist)×田村友一郎(artist)×大神崇(SHUKYU Magazine)×林央子(here and there) here and there vol.13の参加作家のなかから、出版行為に精力的にとりくむアーティストと、アーティストにも参加をよびかけるサッカーマガジンのつくり手をむかえて「出版」や「印刷」という行為について語り合います。 8月18日 here and thereの誌面を立体化するインスタレーション 金氏徹平×小松千倫×PUGMENT 2次元の誌面世界を3組のアーティストが立体化するこころみ。ここだけの誌面空間が即興的にたちあらわれます。 出店者 青木陵子with K とおくから聞こえてくるメッセージおみくじ 8/17 8/18 金氏徹平 towerグッズ 8/17 8/18 kaya モアレ+新川寛幸の音楽ユニット 8/17 小池アイ子+林央子 缶バッジ屋台 8/17 8/18 SHUKYU 雑誌とグッズ 8/17 8/18 田村友一郎 『Week End / End Game』本とマッチ 8/17 千鳥文化商店 NEW道具 8/17 8/18 日光土心 かごや 8/17 8/18 PUGMENT 8/17 8/18 平岩壮悟 即興プレゼント俳句 8/18 モアレ 8/17 8/18 Lamp harajuku 矢野悦子 8/17 8/18 フード・ドリンク出店者 植草奈緒 菜食ごはんと菓子 8/17 千鳥文化食堂 ジャークチキンとポップオーバー 8/18 千鳥文化バー dot architects・ 三ヶ尻敬吾(contact gonzo) 8/17 8/18 and more!! #千鳥文化 #千鳥文化商店 #商店 #古道具 #セレクトショップ #ドットアーキテクツ #dotarchitects #北加賀屋 #kitakagaya #hereandthere #hereandtheremagazine #林央子 #服部一成 #金氏徹平 #shukyumagazine #ライフスタイル #ライフスタイルショップ #アンティーク #lifestyledesign

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千鳥文化商店のInstagramより

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日光土心さん渾身のセレクション✨✨🌿🌿⚪️⚪️ #Repost @lightandwill with @get_repost ・・・ “かごや” at「here and therのにわ」にむけて 其の六 明日、縁日屋台にて皆様のお越しをたのしみにお待ちしております。 以下、このたびの出品予定でございます。 1番 田中茂雄改め、タナカシゲオ 2番 ヒマラヤから日本へ、天然水晶 3番 お待たせ致しました、渡邊浩幸 4番 感動の餅や菓子、餅匠 しづく 5番 私称 工芸界の高倉健、石井すみ子より六角俎板とタタター新聞 6番 私が愛する名工、日本の籠 〜 沖縄の仕事や竹細工を 7番 天才 川合優による、SOMA 8番 宇宙もびっくり、COSMIC WONDERより天然なめし革財布 〜 Astral Plains 復刻 9番 日本の未来の手、荒井智哉 〜 3年前に仕入れました作品約30点を全て温存しておりました DH 焼いたら1/2だよ、K先生とかあちゃんのアクセサリー その他、六角柄尻包丁や、アフリカ、李朝等の手仕事の品は、木箱にしまっておりますのでお声がけくださいませ。 以上、“かごや”にございます。(作家名 敬称略) オンラインストアでは、ご紹介のないものが多くございますので、この機会にぜひご覧くださいませ。 – 8月17日(金)と18日(土)の2日間、北加賀屋の千鳥文化にて行われますイベント、「here and thereのにわ」に、“かごや”として縁日屋台を出店いたします。 – この素晴らしきイベントの詳細は、下記よりご覧くださいませ。 [ Information ] @nakakobooks • @rikeiyoh_tanaka_shigeo @hiroyukiwatanabewoodwork @mochi_shizuku943 @centerforcosmicwonder @kagotokago #nakakohayashi #林央子 #田中茂雄 改め #タナカシゲオ #水晶 #餅匠しづく #餅 #石井すみ子 #soma #川合優 #cosmicwonder #荒井智哉 #手仕事 #madeinjapan #hereandthere #千鳥文化 #渡邊浩幸 #woodwork #lampshade #かご籠 #籠 #日本の籠 #日光土心 #lightandwill #osaka #japan

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薬膳としての心や道具を探求する日光土心の縁日屋台「かごや」では、籠や天然水晶などを販売

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なんて美しいお菓子✨✨ 噂に聞く 餅匠しづく さんから とどきます here and thereのにわ においては、 日光土心さんの縁日屋台「かごや」にて登場いたします #Repost @lightandwill with @get_repost ・・・ “かごや” at「here and therのにわ」にむけて 其の三 今週、「餅匠 しづく 」より、感動の餅や菓子が届きます。新作、金胡麻の餅も初お目見えとなります。餅は、限定66個でございます。 その他、本わらび 100%のわらび餅や、上品な甘さの蒸菓子 新町 しぐれ(内閣総理大臣賞 受賞)もご用意いたします。 無農薬栽培、無添加、「お菓子で百薬の長を目指す」、生命力溢れる餅や菓子をたのしんで頂けましたら幸いです。 [ 出品予定 ] 黒豆餅 フランボワーズ大福 桃大福 水まんじゅう 金胡麻大福(新作・仮名) 本わらび餅(本わらび 100%) 新町しぐれ 小豆 新町 しぐれ 白小豆 皆様のお越しを心よりお待ちしております。 – 8月17日(金)と18日(土)の2日間、北加賀屋の千鳥文化にて行われますイベント、「here and thereのにわ」に、“かごや”として縁日屋台を出店いたします。 [ 出品予定(作家50音順) ] COSMIC WONDERの衣や革小物 餅匠 しづくの菓子 渡邊浩幸氏の木工 手仕事の品々 ヒマラヤの天然水晶 – この素晴らしきイベントの詳細は、下記よりご覧くださいませ。 [ Information ] @nakakobooks • @mochi_shizuku943 @kagotokago #nakakohayashi #林央子 #hereandthere #千鳥文化 #餅匠しづく #餅 #かご籠 #籠 #日本の籠 #日光土心 #lightandwill #osaka #japan

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「かごや」にて登場した、大阪の「餅匠 しづく」から届いた美しいお菓子。「餅匠 しづく」さんは無農薬・無添加で「お菓子で百薬の長を目指す」という志のもと作品のようなお菓子を日々開拓されている

ランプハラジュクの悦子さんの屋台ではスーザン・チャンチオロのアートスピリットあふれる箱入り作品(クック・ブック・キット)や服、7月に行われた『here and there』出版イベントの際に制作したアーティストの作品をプリントしたバッグ(谷口真人さん、志村信裕さん)などを販売(撮影:仲川あい)

北加賀屋にアトリエを構える九鬼兄弟の屋台には、DOKIステッカーや植木鉢、ドローイングワッペンが

PUGMENTを取り扱うkayoko yuki galleryの出店では、今回の金氏徹平さんとのコラボレーションを記念したスカーフを販売

グラフィックデザイナー、小池アイ子さんと林さんが行ったのは、誌面のなかの好きな場所を切り抜いて缶バッジをつくる「缶バッジ屋台」

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here and thereのにわ に、「即興プレゼント俳句」で参加してくれた編集者の平岩壮悟さん @sogohiraiwa イベントの時間いっぱい考えつづけたのちに、打ち上げの場でプレゼントされた俳句には、一同感心の嵐。即興と俳句、相容れないはずのものを産み出されて、スゴイ!と尊敬しています。 鉄溶けて ペンキのように いる八月(てっぺい) マジ暑さ 拾ってつくる 防護服(まさひろ) 台風が 車で磨く 魔法瓶(たくま) あまりにも インテリ椅子で 殺し合う(アイコ) こっそりと 海を眺めて シャーベット(こうし)

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編集者の平岩壮悟さんは「即興プレゼント俳句」の屋台を出店。5・7・5の頭文字が依頼した人の名前の文字からはじまる一句を、オーダーした人によんでくれました

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here and thereのにわ に到着🙋‍♀️

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矢野悦子さんのInstagramより。目にすることが少なくなった板ばりの映画館のポスターを参照にdot architectsのスタッフがポスターの効果的な見せ方を考案してくださいました

2階の小部屋の奥には金氏徹平さんの作品が常設で展示されています。打ち合わせの最中に「私がもっているスーザンの絵や服などの作品を、金氏さんの作品空間の中で展示していただくのはどうか?」という話になりました。実際に、現地で金氏さんの作品の中に展示していただくと、相性がぴったり。布とおなじくらい木材や建築にとりつかれたアーティスト、スーザン・チャンチオロがこの場の守り神のように思えて嬉しかったです。

スーザン・チャンチオロの絵や服などの作品が金氏徹平さんの作品空間の中で展示されている小部屋(撮影:仲川あい)

出版行為と自発性をめぐるトーク

17日は「アーティスト、編集者と語る本のこと」をタイトルにしたトークイベントを行ないました。金氏徹平さんと田村友一郎さん、『SHUKYU Magazine』の大神崇さん、私に加え、チラシを刷った時点では決まっていなかったPUGMENT大谷将弘さんもお迎えし登壇者が5人も並ぶトークに。この日は裏テーマを「自発性」にしてみよう、と考えていました。5人一緒に話すというのはどうなるのかな? とも思っていましたが、「自発的な出版行為」という共通項がしっかりとあったことで、現場はとても楽しく話がはずみました。

撮影:仲川あい

アーティストの金氏徹平さんと田村友一郎さんは、展覧会カタログもまた一つの作品としてとらえ、出版のユニークなあり方を追求されています。金氏さんが丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の個展の際に出版された『金氏徹平のメルカトル・メンブレン』は4冊にわかれたカタログを4人のアートディレクターと制作。田村さんは印刷物制作の際に組んでつくられることが多いアートディレクターの尾中俊介さんと、自身の2つの展覧会を『Week End / End Game』という1冊に記録しました。

サッカーを軸としたカルチャーマガジン『SHUKYU Magazine』の大神崇さんは、INFASという出版社を経て、VACANTというスペースでカルチャーイベントを担当してから雑誌を立ち上げた経緯について。また28歳で参加者のなかで最年少の大谷将弘さんは、ヒエラルキーのないファッションブランドを目指していると語り、指図しないで自発性から人が関わってくれる組織のあり方について、話してくださいました。

『here and there』というメディアも、自発的に関わってくださる方の集まりであり、私も自発的に、つくりたいと思ったときに出版する不定期刊行を続けています。『here and thereのにわ』はそんな媒体の刊行記念イベントなので、みなさんと改めて「自発性」ということをとりあげて、一緒に考えてみたいと思いました。出版にまつわる様々な冒険をしている方たちとこうして一緒にお話できたことは、とても有意義な時間でした。

千鳥文化商店のInstagramより。みなさんとても熱心に話を聞いてくださいました

金氏徹平さん×PUGMENT大谷将弘さん×小松千倫さんの「誌面を立体化するインスタレーション」

17日はとても楽しくて時間がたりないように感じられたため、18日は18時の開始時間を16時に繰り上げて、終了の21時まで楽しむことにしました。多忙なみなさんの集まりなので、設営は17日昼過ぎにはじめ、撤収も18日じゅうに行うことに。まさに、2日間限定のお祭りでした。

この日の目玉は、18時開始予定の、金氏徹平さんとPUGMENT大谷将弘さん、小松千倫さんの「誌面を立体化するインスタレーション」。開始時間に近づくと、来場者も吹き抜けのあるイベントスペースに集まってきて、両者とコラボレーションの機会の多いサウンドアーティスト小松千倫さんが音響を操作しはじめました。17日も演奏を披露してくれたkaya(モアレ+新川寛幸)も加わって、それとなく、自然に公開制作が開始していました。

千鳥文化商店のInstagramより

京都に住む金氏さんと東京に住むPUGMENTの間でのコラボレーションは、制作過程をキャッチボールし合うことですすんでいました。7月上旬に本誌が刷りあがってきて、早速金氏さんに郵送すると、金氏さんは本誌の特集でヒアシンスを育てていた花瓶に雑誌を挿し、水を加えて「雑誌の水耕栽培」をしていたのです。2日間栽培されてたっぷり水を吸い、ふやけた誌面を撮影した画像が金氏さんからPUGMENTに送られました。

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8/17 8/18千鳥文化における出版記念イベント here and thereのにわ では、金氏徹平とPUGMENT とのコラボレーションにより 誌面を再構成するインスタレーションを行います(両者の公開制作は18日)。 PUGMENTはこのコラボレーションの過程で生まれたビジュアルを、スカーフにして販売します。 @kaneujiteppei @pugmentnews @kayokoyukigallery @sho_ten.chidoribunka @takumakikuchi 紙の吸水について http://toho-paper.co.jp/topics/400/ ーーーーーーーーーーーーーー イベントのおしらせ 8月17・18日 旧暦七夕に千鳥文化にて、ライター・編集者である林央子さんが手掛ける個人雑誌「here and there」の新刊発行記念イベントを行います。今回の号だけに留まらず、here and there  と関わりの深いつくり手が千鳥文化内で、縁日のように各々が好きな位置でお店をするという企画です。トークやインスタレーションも御座いますので是非みなさま、夕涼みしにいらしてください。 ーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーー here and there vol.13 HYACINTH REVOLUTION issue発行記念イベント ーーーーーー 🌿here and thereのにわ🌿 2018年8月17日金・8月18日土 🌠18時開場〜21時 🏠千鳥文化 大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-2-28 📞 06-7505-5189 入場料 500円 ワンドリンクつき 誌面参加作家による縁日屋台の出店あり ーーーーー ーーー 🎋8月17日 トーク アーティスト、編集者とかたる本のこと 金氏徹平(artist)×田村友一郎(artist)×大神崇(SHUKYU Magazine)×林央子(here and there) here and there vol.13の参加作家のなかから、出版行為に精力的にとりくむアーティストと、アーティストにも参加をよびかけるサッカーマガジンのつくり手をむかえて「出版」や「印刷」という行為について語り合います。 🌟トークは19時開始予定 ーーーーー ーーー 🎋8月18日 here and thereの誌面を立体化するインスタレーション 金氏徹平×小松千倫×PUGMENT 2次元の誌面世界を3組のアーティストが立体化するこころみ。ここだけの誌面空間が即興的にたちあらわれます。 ✨共同制作は18時開始予定 ーーーーーーーーーー 出店者 ーーーーー 青木陵子with K とおくから聞こえてくるメッセージおみくじ 8/17 8/18 金氏徹平 towerグッズ 8/17 8/18 kaya モアレ+新川寛幸の音楽ユニット 8/17 九鬼みずほ DOKI屋さん 8/17 8/18 九鬼知也 ドローイングワッペン 8/17 小池アイ子+林央子 缶バッジ屋台 8/17 8/18 SHUKYU 雑誌とグッズ 8/17 8/18 田村友一郎 『Week End / End Game』本とマッチ 8/17 千鳥文化商店 NEW道具 8/17 8/18 日光土心 かごや 8/17 8/18 PUGMENT 8/17 8/18 平岩壮悟 即興プレゼント俳句 8/18 モアレ 8/17 8/18 Lamp harajuku 矢野悦子 8/17 8/18 ーーーーーーーー フード・ドリンク出店者 ーーーー 植草奈緒 菜食ごはんと菓子 8/17 千鳥文化食堂 ジャークチキンとポップオーバー 8/18 千鳥文化バー dot architects・ 三ヶ尻敬吾(contact gonzo) 8/17 8/18 and more!! #千鳥文化 #千鳥文化商店 #商店 #古道具 #セレクトショップ #ドットアーキテクツ #dotarchitects #北加賀屋 #kitakagaya #hereandthere #hereandtheremagazine #林央子 #服部一成 #金氏徹平 #shukyumagazine #ライフスタイル #ライフスタイルショップ #アンティーク #lifestyledesign

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さまざまな画像の切り抜き・拡大・回転などをパソコン上で自在に扱い、コラージュすることで独自のイメージをつくり出すことを手法とするPUGMENTは、雑誌の水耕栽培からうまれた画像をパソコンで変換させていきました。誌面の色はそのままに、エッジにヒヤシンスの花の色からとったカラフルな色彩を配置するなどして鮮やかに再生された誌面のグラフィック画像が、再び金氏さんのもとに送られました。

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8/17 8/18千鳥文化における出版記念イベント here and thereのにわ では、金氏徹平とPUGMENT とのコラボレーションにより 誌面を再構成するインスタレーションを行います(両者の公開制作は18日)。 PUGMENTはこのコラボレーションの過程で生まれたビジュアルを、スカーフにして販売します。 @kaneujiteppei @pugmentnews ______イベントのおしらせ 8月17・18日 旧暦七夕に千鳥文化にて、ライター・編集者である林央子さんが手掛ける個人雑誌「here and there」の新刊発行記念イベントを行います。今回の号だけに留まらず、here and there  と関わりの深いつくり手が千鳥文化内で、縁日のように各々が好きな位置でお店をするという企画です。トークやインスタレーションも御座いますので是非みなさま、夕涼みしつつご参加いただければと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーー 千鳥文化商店も、イベントに即した展示販売を致したいと考えております!是非! ーーーーーーーーーーーーーーー here and there vol.13 HYACINTH REVOLUTION issue発行記念イベント here and thereのにわ 2018年8月17日金・8月18日土  18時開場〜21時 場所 千鳥文化 大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-2-28 tel 06-7505-5189 入場料 500円 ワンドリンクつき 誌面参加作家による縁日屋台の出店あり 8月17日 トーク アーティスト、編集者とかたる本のこと 金氏徹平(artist)×田村友一郎(artist)×大神崇(SHUKYU Magazine)×林央子(here and there) here and there vol.13の参加作家のなかから、出版行為に精力的にとりくむアーティストと、アーティストにも参加をよびかけるサッカーマガジンのつくり手をむかえて「出版」や「印刷」という行為について語り合います。 8月18日 here and thereの誌面を立体化するインスタレーション 金氏徹平×小松千倫×PUGMENT 2次元の誌面世界を3組のアーティストが立体化するこころみ。ここだけの誌面空間が即興的にたちあらわれます。 出店者 青木陵子with K とおくから聞こえてくるメッセージおみくじ 8/17 8/18 金氏徹平 towerグッズ 8/17 8/18 kaya モアレ+新川寛幸の音楽ユニット 8/17 小池アイ子+林央子 缶バッジ屋台 8/17 8/18 SHUKYU 雑誌とグッズ 8/17 8/18 田村友一郎 『Week End / End Game』本とマッチ 8/17 千鳥文化商店 NEW道具 8/17 8/18 日光土心 かごや 8/17 8/18 PUGMENT 8/17 8/18 平岩壮悟 即興プレゼント俳句 8/18 モアレ 8/17 8/18 Lamp harajuku 矢野悦子 8/17 8/18 フード・ドリンク出店者 植草奈緒 菜食ごはんと菓子 8/17 千鳥文化食堂 ジャークチキンとポップオーバー 8/18 千鳥文化バー dot architects・ 三ヶ尻敬吾(contact gonzo) 8/17 8/18 and more!! #千鳥文化 #千鳥文化商店 #商店 #古道具 #セレクトショップ #ドットアーキテクツ #dotarchitects #北加賀屋 #kitakagaya #hereandthere #hereandtheremagazine #林央子 #服部一成 #金氏徹平 #shukyumagazine #ライフスタイル #ライフスタイルショップ #アンティーク #lifestyledesign

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京都でその画像を受け取った金氏さんは、大きな印刷機のある場所で、紙と不織布の素材にそれらのイメージを印刷。幅が約1m、長さが10mほどのロールに印刷され、会場に届けられていました。公開制作の時間がきて誌面のページが印刷された自立できるほどの紙の束が、吹き抜けのある会場にさらされると、空間がいつのまにか舞台に変貌していました。

撮影:金氏徹平

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#hereandtheremag #teppeikaneuji #pugment @nakakobooks @kaneujiteppei @pugmentnews @komatsu_kazumichi

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kayoko yuki galleryのInstagramより

紙を破いたり、はさみで切りさく音がして、知り合いから徐々に紙を身体に覆いつけ始めた大谷さんと金氏さん。金氏さんが用意されていたガムテープ、連結バンド、クリップなどをつかって、その場にいる人の身体を次々に『here and there』誌面の紙が覆っていきます。

目の前の風景がどんどん変貌していくさまに夢中になって誰もが写真を撮っていました。その間に自分の身体の上にも紙が巻き付けられていくのですが、恥ずかしがる人もいなくて、ごく自然とその成り行きを受けとめていたさまが興味深かったです。

撮影:大谷将弘

夜がふけて、誰かが記念撮影を撮ろうと言い出して、その場にいた人が千鳥文化の前の路上に集まりました。東京から来た人も、関西から来た人も、その場にいることを心から楽しんでいる様子を見ていて幸せになりました。

撮影:金氏徹平

矢野悦子さんのInstagramより

Special Thanks……

2日間、その場にいたスタッフの誰もが力をだしきっていました。なかでも夏休みに京都の美山からきてくれたKくんは、10歳という年齢で「かごや」さんの店長さんをつとめてくれました。店長さんの仕事は、肝心の会計です。おつりのやりとりも、気を抜けません。家族が暖かく見まもるなかで、2日間立派な店長さんを果たしてくれました。

撮影:仲川あい

千鳥文化のなかには古い道具を新しく見直す視点を投げかける新旧道具のセレクトショップ「千鳥文化商店」があります。今年の春からここの責任者をつとめる菊地琢真さんは、若干25歳で建築事務所dot architectsの一員でもあります。2日間、たくさんの出店者が出入りするイレギュラーな場を縁の下で支えてくれた菊地さんのがんばりで、たくさんの方が楽しい時間を過ごして帰ってくださいました。

菊地琢真さんのInstagramより

今回大変お世話になったアーティスト金氏徹平さんとは、長い期間取材させていただいている関係です。2011年に『拡張するファッション』を上梓したとき、原宿のVACANTでトークイベントによんでいただいたので、私はスーザン・チャンチオロに興味があるという金氏さんをゲストにお迎えし、トーク会場には私の私物であるスーザンの服(本の表紙になったもの)を展示しました。今回は金氏さんの展示空間のなかにスーザンの作品をご紹介いただいて、とても嬉しかったです。本当にありがとうございました。

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Teppei Kaneuji × Susan Cianciolo at Chidori Bunka ・ 林央子さんの出版記念イベント 「here and thereのにわ」にて スーザン・チャンチオロの作品を大阪で、しかも北加賀屋で見られる日が来るとは… 意外な組み合わせだと思っていた、金氏徹平君による金氏君の作品空間のなかでのチャンチオロ作品インスタレーションには新たな興奮がありました。 服を着る時、私たちは何を着ているのか。 服とは何か。 という問いに対する私の中にある答えの原点は、 スーザン・チャンチオロというアーティストの存在に密につながっているのだろうな…と 改めて思う夜でした。 よきものにあふれたイベント、ありがとうございました。

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宇加治志帆さんのInstagramより

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#susancianciolo

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金氏徹平さんのInstagramより

PROFILE

林央子
林央子

編集者。1966年生まれ。同時代を生きるアーティストとの対話から紡ぎ出す個人雑誌『here and there』を企画・編集・執筆する。2002年に同誌を創刊し、現在までに今号を含み13冊制作。資生堂『花椿』編集部に所属(1988~2001)の後フリーランスに。自身の琴線にふれたアーティストの活動を、新聞、雑誌、webマガジンなど各種媒体への執筆により継続的にレポートする。2011年に刊行した『拡張するファッション』(スペースシャワーネットワーク)は、ファッションを軸に現代的なものづくりや表現の方法を探っている国内外のアーティストたちの仕事を紹介し、多くの反響を呼ぶ。同書が紹介した作家たちをふくむグループ展「拡張するファッション」は2014年に水戸芸術館現代美術センター、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館を巡回した。
現在『She is』、GINZAweb(林央子のMagnetic Field Note)ほかにて連載執筆中。
Parallel Diaries

INFORMATION

連載:林央子と「つくる理由」
連載:林央子と「つくる理由」
ソフィア・コッポラなど同時代を生きる作家と対話し魅力を伝え続ける編集者の手記

第一回:森栄喜さん、松岡一哲さん、田村友一郎さんのこと
第二回:青木陵子さんのこと
第三回:千鳥文化で行った『here and thereのにわ』のこと

イベント情報
『here and there vol.13 HYACINTH REVOLUTION issue』刊行記念フェア

2018年10月3日(水)〜23日(火)
会場:カフェ&ブックス ビブリオテーク東京・自由が丘、カフェ&ブックス ビブリオテーク大阪・梅田、カフェ&ブックス ビブリオテーク福岡・天神、カフェ&ブックス ビブリオテーク熊本・鶴屋
大阪カフェ&ブックス ビブリオテーク

『エレン・フライス 「Disappearing」展』

2018年10月16日(火)〜25日(木)
会場:Center for COSMIC WONDER
COSMIC WONDER Light Page

リリース情報
『&Premium No.60』

2018年10月20日(土)発売
エレガンスをテーマにしたブックガイド欄にコメントで参加
&Premium | マガジンワールド

第三回:千鳥文化で行った『here and thereのにわ』のこと

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第三回:千鳥文化で行った『here and thereのにわ』のこと

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