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次の生理が楽しみになる方法を、EMILY WEEK・sisiFILLEと考える

次の生理が楽しみになる方法を、
EMILY WEEK・sisiFILLEと考える

サニタリーショーツを企画した3ブランド共通の願い

2018年2月 特集:超好き -Ultra Love-
インタビュー:野村由芽 テキスト・構成:羽佐田瑶子 編集・撮影:竹中万季
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生理の期間は、ついつい自分をおざなりにしてしまいがち。お気に入りのショーツも履けないから、「もうどんな下着でもいいや」と憂鬱な期間をやり過ごしている人も多いのではないでしょうか。She isの2月の特集「超好き 〜Ultra Love〜」のギフトでは、そんなネガティブになりがちな期間にそっとやさしく自分自身を包み込んでくれるサニタリーショーツをお届けします。

女性のバイオリズムに寄り添うアイテムを提案するブランド「EMILY WEEK」と、オーガニックコットン素材にこだわったプロダクトを展開する「sisiFILLE」、そしてShe isの3ブランドがアイデアを出し合い、実現した今回のサニタリーショーツ。企画に関わったEMILY WEEKの柿沼あき子さんとsisiFILLEの本田久美子さんに、生理期間も自分を愛しながら心地よく過ごしていく方法について伺いました。

2月のギフト「超好き 〜Ultra Love〜」のページはこちら(お申込みは2/28まで)

Webの技術はこんなに進化しているのに、生理に関してはあまり進化していないことにずっと違和感を感じていました。(柿沼)

─She isが昨年6月にティザーサイトを立ち上げたときに、EMILY WEEKの柿沼さんからご連絡をいただいたんですよね。

柿沼:EMILY WEEKの立ち上げの準備をしていたときに、She isさんのサイトをたまたま拝見して、考えていることや伝えたいことが近いと感じてご連絡したんです。私たちは、ファッションの力で生理周期をポジティブに変えていけるようなブランドをつくりたいと考えていて。She isさんも「毎月おとずれる憂鬱な時期をハッピーにしたい」とおっしゃっていて、その共通点にうれしくなりました。

─She isはウェブマガジンだけじゃなくて、毎月Membersの方にギフトをお届けしているのですが、その背景に「月に一度生理があるのなら、逆に自分を祝福してくれるようなギフトが届いたら前向きな気持ちになれるのでは?」という想いがあったんです。

柿沼:しかも、本サイトの立ち上げタイミングも9月14日と15日で1日違いでしたよね(笑)。運命を感じてしまいました。

本田:sisiFILLEも、生理期間をもっとポジティブに捉えられたらという想いから生まれたブランドなので、EMILY WEEKさんとShe isさんと出会って感情的な部分を共有できるのがうれしかったです。

もともとオーガニックコットンの会社なので素材にはこだわっているし、お客さんに伝えたいことや知ってほしいことが盛りだくさん。でも、洗練されたデザインで届けたかったので、あえて打ち出すのは控えめにしていました。今回お二方とサニタリーショーツの企画でご一緒できて、ブランドの根底にあるストーリーを伝えられるチャンスかなと思っています。

左から:本田久美子さん、柿沼あき子さん

─ライフスタイルや身につけるものにこだわりがあっても、生理用品に関してはあまりたくさんの選択肢があるわけではないですし、どこか妥協して買っている人も多いのではないかなと思っていて。かといって、布ナプキンとなると急にハードルの高さを感じてしまったり。

柿沼:そうなんですよね。生理期間も自分にとっての気持ちよさを最優先に考えてもらえたら、毎日がハッピーになって、自分や周りをもっと好きになれると思うんです。「布ナプキン派」「紙ナプキン派」のような考え方もありますが、EMILY WEEKは派閥を作りたくなくて、両方扱っています。大事なのは、気持ちよさを一番に考えて、自分で能動的に選んでいるかどうか。「私はこれがいい」と思えるものを選んでほしい。その選択肢の幅を広げていけたらいいなと考えています。

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- #EMILYWEEK お腹の痛みや不快感から体は停滞し、心も沈みがちになる月経期。体を温めて緩め、気分にフィットするアロマを選び、ゆったりと過ごしましょう。 - ▫️EMILY WEEK 防水布入りホルダー型ライナーSサイズ オーガニックコットンを使用した布製のライナーです。湿気を逃して水分は通さない透湿防水布が入ったホルダーに、ふかふかの肌触りのコットン製パッド(別売り)やハンカチ(別売り)をセットして使います。 パッドだけを取り替えられるので、量の多い日のこまめな交換におすすめです。 - ▫️EMILY WEEK / 01 アロマスプレー ラベンダーやクラリセージなど、鎮静作用やリフレッシュ作用のある精油をブレンドした清涼感のある香り。 深い呼吸を誘い、浮かない気分をスッキリさせます。 component:クラリセージ / ラベンダーブルガリアン / ペパーミント / ローズマリー - オンラインショップにてお取り扱い中、渋谷ヒカリエ期間限定ショップ(12.26-1.10)にてお取り扱い予定です。 ・ LIMITED SHOP in 渋谷ヒカリエ (2017.12.26-2018.1.10) 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ ShinQs 2F open 10:00-21:00 ※年末年始のお休みや営業時間の変更については、渋谷ヒカリエ ShinQsに準じます。 - Photographed by Natsumi Ito #reset #active #neutral #balance #aroma #ladiesbeopen #organic #period #relax #design #typography #womanslife #tokyo #newshop #newopen #skin #hikarie #shibuya #sanitarypad #periodproblems

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EMILY WEEKでは生理週間を軸に、女性の4週間のバイオリズムに寄り添うライナーやアロマブレンドなどを提案している

─柿沼さんは、どんなきっかけでEMILY WEEKを立ち上げようと思ったのですか?

柿沼:仕事が好きだったこともあって、前職のWeb制作会社にいたときは連日のように夜遅くまで働いていました。当時は毎月生理が訪れる度に、薬を飲んで無理やり痛みを和らげて、どうにか生理前と変わらないパフォーマンスを出そうとがんばってしまって。生理は私にとって、すごく苦痛なものだったし、Webの技術はこんなに進化しているのに、生理に関してはあまり進化していないことにずっと違和感を感じていました。

でも、転職を考えていたときに生理用ナプキンをいろいろ試してみたら、新しいものを試したくて次の生理を楽しみにしている自分に気付いて。気持ちいいナプキンを探したりかわいいショーツが欲しくなったり、生理に対する自分のマインドががらりと変わりました。今までは疑問もなく生理用品や生理周期を受け入れていましたが、能動的に向き合えたことで考え方も生活も前向きに変わったんです。私と同じように生理期間に悩んでいる方や、これから生理を迎える女の子達に向けてそんな考え方を共有できるブランドを作りたいなと思うようになり、ベイクルーズに転職しました。

本田:生理用品に特化した業界ではなく、アパレル業界にいかれたんですね。

柿沼:ファッションが好きだったこともありますが、洋服を選ぶような感覚で生理用品を選ぶ楽しみを提供したいと思い、アパレル系にしぼって転職先を探しました。実は個人でやろうかなとも考えていたので、手縫いや刺し子で布ナプキンを作ったこともあるんですよ。

本田:ええー! 自分で作ったなんてすごいですね。

柿沼:でも手縫いって大変で、すぐに断念しました(笑)。それに個人でやっても規模感に限界がありますし、広めたい気持ちが強かったので会社がいいなと。それで、ベイクルーズに入社後に新規事業提案制度を使ってEMILY WEEKを提案したんです。入社してすぐにブランドを立ち上げられるとは思っていなかったので、タイミングがよかったですね。

「布ナプキンのような使い心地で、使いきりタイプのものがあったら」と思っていたんです。(本田)

─本田さんもオーガニックコットンの会社にいながら、新規事業としてsisiFILLEのブランド立ち上げを行っていらっしゃいます。現職に就かれたきっかけは?

本田:もともとアパレル会社でPRをしていて、私も毎日深夜残業の働きづめでした。その後、会社を辞めて1年間働かずに過ごして、夫の仕事の都合でサンフランシスコに移住することになったんです。サンフランシスコはオーガニック文化が根づいていて、ファーマーズマーケットは当たり前だし、食や衣類などにオーガニックコットンが自然と使われていて、その心地よさにすっかり夢中になってしまいました。

日本に帰ってきて、オーガニックコットンを活かした仕事をしてみたいと思い、今の会社(パノコトレーディング)にたどり着きました。育休明けに会社が20周年を迎えるにあたり、女性に向けたオーガニックコットンブランドを立ち上げるという話があり、その企画を任せてもらえて。生理が女性を象徴するものということもあり、まずは第一弾アイテムとしてオーガニックコットンのサニタリーパッドをローンチしました。

. 今秋2017年9月1日、 sisiFILLEより新商品を発売します。 先進的なソーシャルプロジェクト「bioRe/ビオリ」から生まれたオーガニックコットンを用いた新しいプロダクト、「使いきりマスク」・「フェイシャルコットン」、好評をいただいているサニタリーパッドの「トライアル3pパック」が仲間入りします。 パッケージは今回も田部井美奈さん @mina_tabei にお願いをして、すばらしくかわいい仕上りに🙌🏻♡ マスクはメンズも使えるレギュラーサイズです👍🏻 . Photo by @szk_hiro16 #sisifille #organic #organiccotton #sanitarypad #生理用ナプキン #mask #マスク #使いきりマスク #facialcotton #minatabei

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sisiFILLEではオーガニックコットンを使ったサニタリーパッドのほか、使い切りマスクやフェイシャルコットンも

─お二人とも自分の課題感をもとに、心地よく生活する方法を模索されてきたんですね。それがブランドとなり、お仕事にもなっているという。

柿沼:そういう意味で、sisiFILLEさんとは共通点が多いですね。私は市販の紙ナプキンは肌に合わなくて使えなくって、普段は布ナプキンを使っているんですが、sisiFILLEさんのサニタリーパッドに出会ったときは感動して……。使い捨てナプキンなのに使い心地がすごく良いんです。

本田:私も産後で肌が一変した時に、化繊で肌荒れするようになってしまって。それから布ナプキンを取り入れるようになり、生活や気持ちが変わっていくのを実感しました。でも、子どもがいるので育児をする中で自分に時間がとれず、ナプキンを毎回洗うのがストレスになってしまって、「布ナプキンのような使い心地で、使いきりタイプのものがあったら」と思っていたんです。

PROFILE

柿沼あき子
柿沼あき子

1985年神奈川県生まれ。2009年に女子美術大学絵画学科を卒業後、同年にベンチャー企業へWEBディレクターとして就職。その後WEBプロモーション企業を経て、2015年(株)ベイクルーズへWEB販促プランナーとして入社。同社のスタートアップ制度にて、女性のバイオリズムに寄り添ったライフデザインを提案するショップ「EMILY WEEK」を社内提案し、事業化が決定。2017年9月にブランドリリースし、現在は同ブランドのコンセプター兼PR担当として活動。

本田久美子
本田久美子

大学卒業後アパレルPRを経て、サンフランシスコへ。そこでオーガニックコットンという素材の持つ背景や可能性に興味を持つ。帰国後パノコトレーディングに入社。出産を経て、オーガニックコットンプロダクトブランド「sisiFILLE」を立ち上げる。現在は子育てをしながらsisiFILLE企画広報担当として活動。

INFORMATION

リリース情報
リリース情報

EMILY WEEK、She is、sisiFILLEの3ブランドがコラボレーションして作ったサニタリーショーツ。やわらかく心地よいオーガニックコットン生地を使用し、スタイリッシュさと締め付け過ぎない履き心地にこだわりました。カラーはオリーブグリーン / グレー / ダスティピンクの3色をランダムでお届け。ショーツは2018年3月初旬よりEMILY WEEKのオンラインストアやポップアップストア、3月下旬よりsisiFILLEのオンラインショップでも販売を開始予定です。

関連情報
EMILY WEEK

Harmony in Rhythm for Women's daily life. 日常を、心地よいリズムに。EMILY WEEKは生理週間を軸に、女性の4週間のバイオリズム:Reset-Active-Neutral-Balanceに寄り添った新たなライフデザインを提案します。
http://ew.baycrews.co.jp/
https://www.instagram.com/emilyweek/
https://baycrews.jp/brand/detail/emilyweek

<EMILY WEEK 期間限定ショップ in 自由が丘>
期間:2018年3月8日(木)〜3月25日(日)
場所:東京都目黒区自由が丘2-9-17 Maison IENA(自由が丘店)3F
営業時間:10:00~20:00
※ コラボレーションによるサニタリーショーツは、期間限定ショップでは3月8日(木)〜、オンラインストアでは3月14日(水)〜、EMILY WEEKのみの限定パッケージにて先行発売予定です。

sisiFILLE

sisiFILLE/シシフィーユはオーガニックコットンプロダクトブランドです。忙しい毎日を生きる現代の女性にこそ自分をケアすることの大切さを感じてほしいという想いから生まれました。
http://www.panoco.co.jp/sisiFILLE/
https://sisifille.stores.jp/

sitateru

誰もが衣服を自由自在に創造できるプラットフォームサービス。優れた技術をもつ全国300工場と連携し、マッチングシステム・IoT技術で小ロット・高品質な衣服生産が可能に。こだわりのアイテム、プライベートブランド商品、デザインワークウエアなどの様々なクリエイティブを実現する。現在、ファッションブランド、飲食・ホテル・スポーツ関連企業など5000を超えるユーザーが登録利用する。
sitateru - シタテル - | あたらしい衣服生産のプラットフォーム

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