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はましゃかと龍崎翔子が楽しむ、恋だけじゃないTinderの出会い方

「男女の恋」だけじゃない。バーでの会話みたいな使い方

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インタビュー・テキスト:飯嶋藍子 撮影:小林真梨子 編集:野村由芽
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はましゃかさんと龍崎翔子さんが「人生で印象的な出会い」をしたのは、同じ人。

―Tinderによってこれまでとは違う出会いを実現したおふたりですが、Tinderに限らず、人生のなかで印象的だった出会いってどんなものですか?

龍崎:私は、今の自分をつくったのは塩谷舞さん(以下「しおたんさん」)じゃないかと思っていて。ホテルのブランドをやるうえでも学びが多かったですし、昔は「プレスリリースって何?」みたいな状態だったところから一つひとつ教えてくれて、それがホテルをつくるときにも活きてきて。しおたんさんは同じ目線で話を聞いてくれるんですよね。7、8歳くらい年下の私が言わんとしていることを感覚でわかってくれて、感受性を常にアップデートしているから若い人の話はわからないなんて態度は取らずにいてくれる。しおたんさんが「ここにこんな子がいますよ!」みたいなことを何回も言ってくれたから、いろんな人に知ってもらえたなと思います。先生であり、姉御という感じです。

はましゃか:私もです! こういう仕事をするきっかけになったのがしおたんさん。私なんて一介の大学生だという感じだったし、まさか新卒でフリーランスになれるはずないと思っていたのに、しおたんさんは「文章がすごく面白い」とか「やりたいことは口に出したほうがいい」とかって励ましてくれて、すごく自信を持たせてくれた。勝手に決めていた自分の可能性の範囲を広げてくれました。

しおたんさん、インターネットで私のことを「友人の」って紹介してくれていたんですよね。私はすごく先輩だと思っていたけど、こんなに歳が離れていても友人って言っていいんだと思って。しおたんさんに「友人」と呼んでもらってからは、私も年齢差がある人でも「友人」と呼ぶようなりました。

左からはましゃかさん、塩谷舞さん。CINRA主催のイベント『NEWTOWN』で共演した様子

はましゃかさんが塩谷舞さんの引っ越しを手伝ったときの様子

龍崎翔子さんと塩谷舞さんが一緒にベトナムに行ったときの様子

―先輩、後輩とか、年齢差の感覚が薄くなることは、「友人」と呼ぶ範囲の拡張にもつながるかもしれませんよね。つまり、自分が友人になりたいと思う人の幅も広がる考え方というか。

はましゃか:たしかに。Tinderで会った人は、歳や上下関係を全然考えないで、タメ語でしゃべりながら散歩したりするんです。たぶん仕事の話をしたい人とはSNSで仲良くなっちゃうし、そういう友達はありがたいことにSNSで足りているんですよね。

―Tinderは最新のテクノロジーを使ったオンラインサービスなのに、おふたりの話を聞いていると、むしろオフラインに価値がある感じがしますね。

龍崎:以前だったらコミュニティごとに、それぞれの居心地のいい自分のあり方をつくれていたと思うんですけど、SNSによって、学校での自分や会社での自分、SNSユーザーとしての自分とかが、全部一緒になっちゃった感じってあるじゃないですか。そういう意味で、Tinderは普段の自分とはまた違う、居心地のいい自分みたいなものをつくれる場として機能していると思います。

自分からイニシアチブをとって、危険を排除する。

―そういうふうにTinderが機能することは、まだまだ知られていないんじゃないかなと思います。今までの話でTinderのイメージがアップデートされた読者も多いと思うのですが、まだまだ一般的には「マッチングサービス=男女の出会いの場」というイメージが強いですよね。これからTinderを始めてみたいという人に向けて、なにかアドバイスはありますか?

はましゃか:やっぱり出会った相手と一緒に何がしたいかを明確に書くことですかね。私の場合、一人でカフェに行って作業しようとは思っていたけどもう日が暮れちゃう……みたいなときに、ちゃんと仕事をしたくてTinderを始めたところがあって。

フリーランスなので、ずっと人に会わずに家で作業をしているとまいっちゃうから、「一緒に外で作業してくれる人を募集しています」とプロフィールに書きました。初めましての人同士でも、「カフェで作業をする」という目的があるから無理に会話をしなくても大丈夫だったし、おもしろいなと思ったら「作業のあとにそのままごはんでも行きませんか」って流れをつくれたり、段階を踏める安心感がありました。最初は昼間に一緒に何かをする人を見つけるというふうに使ってみるのはオススメです。

龍崎:イニシアチブを持っておいたほうがいいなと思います。どこに行くのかとか、全部自分で決める。やってみて感じたのは、Tinderで怖い思いするんじゃないかって考えている人もいると思うんですけど、怖い思いをしてしまいそうな相手って最初からそういう雰囲気を出しているから、プロフィールや少しのコミュニケーションですぐわかるんですよ。

実際に会う/会わないっていうのはコミュニケーションをとってから決めたらいいので、会話してみて仲良くなれそうだと本当に思った人とだけ会えば問題ないし、そういうポイントだけ意識したら、危険はだいぶ排除できると思います。

はましゃか:イニシアチブっていうところで言うと、私はマッチングの通知が来たらすぐに自分からメッセージを送ってました。何を送ったらいいかわからないときは、プロフィールから共通点を探して、たとえば喫茶店が好きとか書いてあったら、コーヒーの絵文字だけとりあえず送ったり(笑)。

―絵文字だけくらいの気軽さでいいんですか?

はましゃか:いいと思います。Instagramのストーリーズのリアクションってすごく送りやすいじゃないですか。そういう感覚で絵文字を送ってます(笑)。あとは好きな映画が同じだったら、その映画のGIFを最初に送って話のきっかけにしたりしていました。めっちゃ具体的に好きなものを3つくらい書くだけで話が合う確率がぐっと上がると思います。

龍崎:プロフィールに何を書くかで、会話の質が全然違ってきますよね。私、サウナと『オードリーのオールナイトニッポン』の話しか書いてないんですけど、これにしてからスーパーライクがめっちゃ増えたんです(笑)。実は分母が多いニッチ層みたいなところでマッチすると、お互い会話がしやすいし、普段話せない熱量で話せるんですよね。だから、「それは誰でも好きでしょ」みたいなことを書くのは微妙っていうか。

はましゃか:そうそう。「食べること、映画を観ること、音楽を聴くことが好きです」って書いてあると、「みんなそうだろ! 人類の説明か!」って思う(笑)。

―(笑)。具体的なプロフィールの作り方などを含め、12月4日に開催されるShe isとTinderのイベントで、より詳しく教えていただけたらと思います。

はましゃか:そうか! 今しゃべりすぎたらいけないんだ!(笑)

PROFILE

はましゃか
はましゃか

1994年北海道生まれ、多摩美大卒業。大学入学後、女子校と上京後のカルチャーショックを綴った自身のブログが話題となり、ar webで連載を開始。『サラダ取り分け禁止委員会』は朝日新聞等、多数メディアに取り上げられる。卒業後は『できる仕事が多すぎて困る…新卒フリーランスの20の仕事』と題してnoteで仕事を募集し、執筆・モデル・#しゃかコラ イラスト業などで日々奮闘中。

龍崎翔子
龍崎翔子

ホテルプロデューサー。2015年にL&G GLOBAL BUSINESS Inc.を立ち上げ、「ソーシャルホテル」をコンセプトに掲げ北海道・富良野の「petit-hotel #MELON 富良野」や京都・東九条「HOTEL SHE, KYOTO」をプロデュースする。2017年9月には大阪・弁天町でアナログカルチャーをモチーフにした「HOTEL SHE, OSAKA」を、2017年12月には北海道・層雲峡でCHILLな温泉旅館「ホテルクモイ」をオープン。

INFORMATION

イベント情報
『Tinder×She is「思いがけない出会い、その先にあるもの」』

日時:
2020年12月4日(金)19:00~22:00
受付開始時間 18:30

開催場所:
株式会社エウレカ オフィス
(〒108-0073 東京都港区三田1丁目4−1 住友不動産麻布十番ビル4階)

定員:
40名

参加費:
無料

司会進行:
野村由芽、竹中万季(She is)

参加対象者について:
18歳以上の方ならどなたでもご参加いただけます。

主催:
Tinder Japan

企画運営:
CINRA

申し込みについて:
下記のGoogleフォームからお申し込みいただけます。
詳細を見る

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