お洋服をつくる苅田梨都子さん。彼女は今年の春、多くの人に愛されてきた「梨凛花」というファッションブランドに終止符を打ち、自身の名前である「ristuko karita」という新たなファッションレーベルを始動させた。
「衣服のデザインをする傍ら、そこから生まれる余白や温度など、日常へとさまざまなアプローチで提案するレーベル」
新たなアトリエへ移り住み、変化の時を迎える彼女は今なにを思うのだろう。
前回のこの連載では、私と「梨凛花」との思い出を彼女に宛てた手紙に綴った。今回はその後、4通に渡ってやり取りされた彼女との往復書簡と、「ristuko karita」の服を身に纏った私の写真を。