「#sheisの好き記事」をみなさまから募集
She isは、2020年9月にたちあげから3周年。「#sheismyself」を合言葉に、さまざまな祝福の企画を実施してゆきます。
She isから300名のMembersにプレゼントが届く、ギフト・フォー・ユーの締切は9月6日(日)まで
そして今回は、読者のみなさまからShe isのなかで好きな記事をおしえていただきたいな……という気持ちから「#sheisの好き記事」という企画を実施!
記事はいくつでもOK、理由もあわせて教えていただけると嬉しいです。集まった声は、9月中に記事として公開するほか、記事を執筆した方や登場してくださった方に責任をもって声を届けます(募集は9月20日まで)。
She isではこれまで、生きていくうえで、壁にぶつかったり悩んだりする場面を「特集」として焦点をあて、選択肢をひろげていけるような企画をつくってきました。人は選んだ道しか体験することができないけれど、その選ぶ道が広がるような、そして選ばなかった無数の道にも思いを馳せることが、自分や他者を尊重することだと考えるからです。
ここで突然ですが……これまでにShe isがつくってきた特集をすべて並べてみます! いちばんはじめの記事は3年前ですが、記事のあたらしさはその人と何度でも出会い直したときだと思います。読み返すたびに新鮮なあたらしさや懐かしさが生まれる記事をつくっていけるよう、これからも精進していけたらと思います。
2017年9月~2020年9月までの特集のビジュアルと言葉たち
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同じ時代を生きながらも、
まわりよりちょっぴり光る女性というのは
過去にも現在にも、きっと未来にも、いるのだろう。
彼女が見ようと願った行為によって
あるいは、彼女が見たかった世界のなかに
今、私たちが生かされているのだとしたら。
その人はきっと「未来からきた女性」だ。
会いにいこう、彼女たちに。
(絵:寺本愛)
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娘だった私たちは、
おなじように娘だった母から生まれ、
母は祖母から生まれて。
そうやって時代を超えてたくさんの母から生まれた私たちはいま、
母になることもあれば、ならないこともある。
娘であり母でもあり得るゆらいだ存在の私たちが、
どちらを選んでも大丈夫なように。
私たちと「ははとむすめ」のかかわりを考えてゆきます。
(イラスト:塩川いづみ)
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人生のパートナーと、どうしたらすてきに過ごせるのでしょう。
前よりも生きるのが楽しくなるような出会いや、
ともに時間を重ねていくための工夫の数々。
愛はいつも手づくりだから、宇宙にはパートナーの数だけ愛がある。
結婚する、しないではなくて、だれと生きるのか考えてみたい。
わたしは、だれと生きたい?
(イラスト:シンモレ)
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コンプレックスと格闘してきた
永遠のような日々。
だけど、コンプレックスがある人は
自分とたくさん向き合ってきた人でもあるのでしょう。
だから、コンプレックスとともに乗り越えた夜たちが
いつか花束をくれる日がやってくるのかもしれない。
わたしだけのかたちを祝福するために。
今日のコンプレックスは、明日の友かも。
(ボディペイント:チョーヒカル、写真:森山将人)
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好き、といってもいろいろある。
冬の海が好き、夜に手紙を書くのが好き、
雨の日に傘をもたずに迎えに来てしまう人が好き。
好きなものを愛する方法はそれぞれだけど、
好きというこの世の贈りものみたいなナイスな感情は
生きていくための武器になる。
好きのかけら集めて
今日もウルトララブでいきましょう。
(ビジュアル:ぬQ)
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失って、捨てて、出会って。いいにおいがして、芽吹いて。
春って、そういう季節です。
時はとまらない、体は同じではいられない、
どうしたって人は変わっていく生きものだけど、
変わることも、このままでいたいと願うことも、
その心は全部、わたしだ。
変わることは、時に痛くて苦しいけれど、
それはきっと、次の景色が見えているから。
変わりつつあるあなたの心と体を包み込む。
ちょっとだけ、背中をおす。
どうせ変わるなら、どうか心は羽ばたいて。
(イラスト:カシワイ)
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性の話をしよう。
ひそひそ声ではなく、大声でもなく、
いつもの私の声の大きさで、その温度で。
からだは神秘、でも秘密にしなきゃいけないわけじゃない。
新しい快楽は、新しい愛おしさをつれてくる。
知識はいつだって、自分の心と体を守る道具になる。
性をほのあかるく照らして、朗らかにひもといてく。
未知の扉をひらいて、
自分と他者とこの世界を、より慈しむことができますように。
(ビジュアル:水尻自子)
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昨日が今日に、今日が明日に。
時間は流れ、生活はつむがれていく。
そして人生になっていく。
みんながみんなお金持ちの社会ではないけれど
インターネットがあるから、
好きな場所で暮らし働くこともできる。
所属に縛られず、気の合う仲間との日々が
ほんとうの居場所になることもある。
「健康で文化的な最低限度の生活」?
わたしたちが最低だ、と思わないでいられる
文化的な生活を、いま工夫とユーモアで創造すること。
心を消費されないために、
自分で生活をつくっていけるように。
ささやかな毎日を懸命に生き延びるために。
(刺繍:エヒラナナエ)
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人は変わる、友達も変わる。
友達との関係も、変わります。
「女友達」という言葉が怖いっていう声もある。
結婚、出産、住むところ。環境が変わると、
人と人は分断されることもあると聞く。
でも人は、そのとき誰といたとしても
結局はひとりがひとりのままで
自由に近づいたり離れたりしてる。
だから「女友達」がどんな存在なのかは、
自分の心が決めればいい。
はなればなれのあの子、元気にしてますか?
いまは一緒にいなくても、
一度会ったことがあれば夢で会えるよ。
いつもそばにいてくれるあの子が、幸せになりますように。
遠く、近く、友に向かって、愛を光らせるということ。
こちらとあちらで
ときには手をとりあって、ときには思い出して、
おとめたちよ、生き抜こう。
すばらしい人生を得よう。
(イラスト:今日マチ子)
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夜道でお酒を飲むこと、
約束のない朝の海へ行くこと、
詩を読むこと、昼に夢をみること。
いつもの役割からはなれ、
心のままにこの世をたゆたう。
旅というのは、押しこめていた感覚をひらいて、
世界の秘密にふれ、自分の本当の心に気づくための
日常への反抗なのかもしれません。
日常のために、非日常にふれてみる。
夏の夜は短い、旅立ちませんか。
心はどこへだって行ける。
(ビジュアル:猿田妃奈子)
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朝がきて夜がくる毎日は、やってくる一瞬と
つねにさようならを繰り返すこと。
「さよならだけが人生」だというならば
この刹那と向き合うことに、きっと意味がある。
別れの成分を、悲しみ以外に分解すること。
去ることを知りながら、過ぎゆく一瞬を愛でること。
眩しい季節を、その季節を一緒に過ごした人たちを
覚えていたい、好きでいたい、愛したい。
すべてが幻のようなこの毎日を、
確かなものにしてきたのは、いつも自分自身だった。
刹那のきらめきと、別れと、夏について。
(写真:石田真澄)
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お金ってなんだろう
「お金がない」とか「お金がほしい」とか
いまこの社会は生き延びるだけでも物入りだ
でもそれは
誰のため、なんのため?
今のため、いつのため?
自分自身でいるために言葉をつかうように
大切な人が自由になるために愛情を届けるように
自分や誰かの心を豊かに解放するためのお金のあり方を考えてみる
お金というものに、幸せはのるだろうか
お金という概念を乗りこなし、コインの数字のその先へ
(イラスト:山浦のどか)
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あなたはなにをしている人ですか?
そう聞かれて誇らしくいられたら最高だ
でもなかなかそういうときばかりじゃないものです
大きな会社で働くのも、小さな会社で働くのも優劣はない
自分で仕事をつくっても、誰かの仕事を助けるのもすてき
大切な人を励まし、支えていくために働くのも尊いし
年齢、性別、そのほかのいろいろなことのせいで
難しいとされてきたことに手を伸ばすのも勇敢だ
何者かになるということより
なにをしている自分が好きか?
なにをしている自分なら大切な人を照らせるのか?
そのあわいを行き来して力を注ぐことが
自分の仕事をするということ
生きてる心地とともに働けるように
不安があれば一緒に取り除こう
「わたしはほんとうはなにして生きたい?」
願いに耳を澄ませる時間と勇気を
そこからきっと、わたしがはじまる
自分らしく働くことを諦める必要はないのです
脅かされず、勇敢にいきましょう
(イラスト:はらだ有彩)
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人の心を動かす魅力があること?
恋心を一身に集めること?
自分がここにいると存在を証明してもらえるような気持ちになること?
モテる、モテないが思春期を左右したりして
大人になってもその価値観が重要視されたりする場面もある
だけど、必ずしも矢印の量が多ければいいのだろうか
だれもかれもから好かれることが心を満たすのだろうか
「モテる」を辞書でひくとちやほやされることでもあるという
ならば、必要なときに、必要な人とちやほやし合って、
支え合って生きていけたらいい
モテとはなにかを考えること
それは自分が求める愛し方、愛され方のかたちを知る手がかり
(イラスト:黄身子)
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体が変われば、心も変わる。
一刻一刻と変化するなまものである人間にとって、
「健康」であることはどういうことなのでしょう。
バイオリズム、もって生まれた魂と体の個性、年齢、生きてる社会や環境。
どれもゆらぐ可能性を秘めているから、
いつも100%元気でいることはけっこうむずかしい。
そして、そうじゃなくってもいいのだと思います。
自分が大丈夫じゃなくなってしまうときの考え方のクセを知ること、
心地よい状態がなにかを考えること、時間をつくっていたわること。
ご自愛くださいねと誰かにメールするのと同じぐらい、ちゃんと自愛していく。
やさしさやあたたかさは血液のようにめぐっていく。
心も体もできるだけ脅かされず、大丈夫な日を増やす。
今日も、穏やかに望むように過ごせますように。
(写真:吉開菜央)
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占い、おみくじ、おまじない、願い、祈り。
科学的な時代になっても、それらに惹かれ、
信じる心が人のなかにあるのはなぜなのでしょう。
目に見えるもの、見えないもの。
意思の力で変えられるもの、
時代や環境に身をゆだねざるをえないもの。
ないまぜになった不確かな日々で
わたしたちはなにを運び、なにに運ばれ、
人生を確かにつみかさねて、つないでいくのか。
運命、という言葉は迫力があるけれど、
ハロー運命、友達のようにすこし親しみをもって考えてみる。
運を味方に、日々を運ぶため。
光のほうに進め、幸運を。
(サシェ:櫻子)
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美しいという感情は
どこからくるのだろうか
なにを美しいと感じてる?
なにを美しいと感じたい?
その魔法のような感情を
誰かが決めた基準ではなくて
自分のものさしに変えることができたなら
美の境界線はゆらいでいい
ひとりひとりに点灯するたしかな美しさを見つける目を
美しいものがそこかしこにある世界は
いまより美しい場所だから
わたしが美しいと感じた分だけ
世界に美しいものが増えていく
(ぬいぐるみ:片岡メリヤス)
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空を飛んで、月に着陸して
遠くの愛しい人と四六時中言葉を交して
この世にあるどんな夢のようなできごとも
はじめはかたちのない誰かの夢
眠っているときにみる夢も
いつか叶えたい夢も
いまはまだ無意味の美しさを
笑われてもその景色を信じることで芽吹くから
この寄る辺ない想像も、妄想も、
夢をみることそのものが
その景色に近づいているしるし
夢のような景色を心のうちに、夢が叶う日まで
(パジャマ:zaziquo/清水えり子、モデル:colliu)
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わたしたちはどこからきて
どこへいくのでしょう
人から人へとつらなって、自分はいまここにいる
愛しいときもわずらわしいときもあるけれど
わたしたちは家族というかたちで人と結ばれている
だけどいままで生きてきたすべての人たちが
家族というものをどう感じ
どんな関係性を願い、築いてきたのか
だれもほんとうには知らない
血のつながりがあってもなくても
結婚していてもしなくても
子どもがいてもいなくても
動物であっても友人であっても
人や国や時代によって家族のかたちはそれぞれだ
自分の「家」だと感じられる場所と
自分の「家」だと感じてしまう場所と
思うがまま、つきあっていくことができますように
家族のかたちが、人の数だけ増えていく自由さに
さわやかな光が射しますように
(刺繍:小菅くみ)
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黒いものが消えていって、澄みわたって、
発見に心がふくらんで、ととのって。
気後れしないでじょうずにやすむこと、
それは自分が自分に戻っていく感覚を得ることです。
ながいおやすみをとっても、
ちょっとの時間、頭のなかだけ旅にいってもいい。
いきものとしてのリズムと勘、
自身に宿る野生のきらめきを見つめ、
より人間らしく生きるために。
「やすみたい」から「やすみます」へ。
はっきり発声しても、自分のために囁いてもいい。
その羽をどこまでものばして、眩しい季節へ。
(ビジュアル:Jeewon Park ガラス: 和田朋子)
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わたしたちは、日々よそおいながら生きている。
社会と個人のあわいにある「よそおう」という行為は
それがどんな「よそおい」であったとしても、
その瞬間の自分の存在を証明する。
すきなものを身につける。
だれかにみてもらいたくて服を選ぶ。
なりたい自分になるため祈りをこめる。
ときには、社会の役割にあわせて演じることもある。
どれを選んでも、自分が自分であることだけは嘘じゃない。
どんなよそおいをしても、わたしがわたしでいられるように。
「よそおうこと」の解像度をあげるための思考と実践。
(イラスト:たなかみさき テキスタイル:YUKI FUJISAWA)
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生理やねむけ、自律神経、ホルモンバランス、性欲、なみだ……。
なんとなく口に出しづらい、からだのことにまつわるさまざまな現象。
こんなふうになるのは恥ずかしいと
こんなわたしはわたしじゃないと
自分を否定してしまいそうになったら思いだして。
社会からも自分からでさえも、
そのこころやからだのゆらぎは無視されてはならないと思うのです。
生きていこうとがんばるからだとこころのリズムに耳を澄ませて、
自分を愛するやりかたを獲得してゆきましょう。
そうやって自分が自分の味方でいられたなら、
昨日よりもずっと、だいじょうぶです。
(イラスト:安達茉莉子、脇田あすか)
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目に見えるものから見えないものまで
わたしたちは、ルールに囲まれて生きている。
ルール、という概念はどこかかたくるしくて
雲のうえの誰かがつくったような
手の届かなさに力が抜けてしまって。
だけどほんとうのルールは、心を縛るものではなく
新しい日々をよりよくするものであるはず。
わたしたちが未来の光を希求する速度は、
こりかたまったルールをもう追い抜いてる。
まずは知って、そうすれば問いが生まれる。
わたしたちのこれからのルールを
ほのあかるいほうへと探しにいきましょう。
(イラスト:惣田紗希、カワイハルナ)
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街が好き、自然が好き、水辺が好き、人が好き。
どこで生きてる自分が好きですか?
場所には周波数のようなものがあって
変わっていくあなたとあう場所がきっとある。
あの場所に住んだらどうなるだろう。
この場所でどう生きていこうか。
息のしやすい場所で、心が芽吹き羽ばたくために。
(写真:清水はるみ、イラスト:辰巳菜穂)
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初夏の風が吹いた。
いい希望がやってくるときの、風のにおいを思い出してみる。
歩いたり、走ったり、自転車にのったり、電車にのったり、
移動すれば、風を感じるだろう。
だけどここにいたとしても、
窓をあけたなら、部屋に、胸のうちに、風が入ってくる。
いつでも空気はとまらず、揺れ動いているものだ。
「ここ」で生きることを想う。
目の前にあるものをつぶさに観察し、愛で、時にはメンテナンスすることで。
あるいは、想像という目に見えない雄大な景色にアクセスすることで。
「ここ」の解像度は上がっていく。
いまここで暮らす自分を励まし、いつかのここを耕していこう。
わたしたちは、誰からも何からも縛られないものをもっているから大丈夫。
魂がはっとするぐらいに思考の翼を広げてみせよう。
生きる手触りを確認して、重ねていく。
I hope ∞.
(イラスト:Kaho Iwaya、安藤晶子)
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季節がいっぺんにやってくるみたいに
もう2020年の夏がきて。
季節に間に合っているのか、置いてかれているのかわからない。
自分と外界の「ずれ」や「調和」を落ち着いて眺めてみる。
わたしたちはいま、多かれ少なかれ、
こころやからだに残っている傷のようなものを
治癒している過程なのではないだろうか。
すこしだけあたらしい心身になるために。
あらゆる植物が育ち、かわりばんこに咲いていく。
生きものにはそれぞれの流れや順番があるから
ずっとがんばりつづけなくてもいい。
眠っていた花が再生していくように
自分で自分をたすけられる力がたまるまで
次の出番まで、やすみやすみ、癒やしながらいこう。
もう暑いね。ひかげをさがして。
また新しい光に照らされて。
(絵:maegamimami イラスト:三好愛)
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わたしは、わたしのために。
あなたは、あなたしかいないよ。
わたしやあなただけの、比べられない魂の形がある。
「自分らしく」という言葉。
自分が自分であることが、
あなたがあなたであることが、
まぎれもなく尊重されること。
でもいつまで、この言葉を言わなくてはいけないんだろう?
わたしはちゃんと、したいことをして、
したくないことをしないと選べる自由を手にしていますか?
あなたはちゃんと、誰のことも見下さず、誰からも見下されず、
安心して過ごせていますか?
未来からきたあなたやわたしが、
あたりまえにかろやかに
胸をはって光の中にいるように。
一步ずつ、自分らしく進める道をゆく。
小さな灯りがひとつともれば、あとは大丈夫。
ゆこう。
(イラスト:いとうひでみ)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。好きな特集や記事はありましたか? いま、気になる特集や記事はありますか? 何度でも出会い直せますように!