あまり軽々しく「神がかっている」という言葉を使いたくないけれど、
最近「神がかっている」と思っているスカートがある。
好きな服は高い頻度で着てしまうのに、今回は気に入りすぎて劣化させたくなくて、
逆にあまり履かないようにしているので、この表現は大げさではないかもしれない。
6月の終わりにハワイへ行った。
海は得意じゃないくせに、ハナウマ湾の浅瀬でシュノーケリングをやってみたり、
高級ブランドに疎いくせに、ショッピングモールに行ったりもした。
結果、楽しかった。慣れない英語だったけど意思疎通できたし、
十数年ぶりの海で、しましまの魚を見てブレブレのiPhoneで撮影して、
違う意味で酔いしれそうな動画を残すこともできた。
買い物は、ほとんどが誰かへのお土産やお菓子類でスーツケースを埋めてしまったような気がするけど、
一番買って良かったのが、Anthropologieのスカート。
スカートの外側の透ける花柄が素敵なのはもちろん、内側がサーモンピンクになっているのがもうたまらない。
「何ですかこれはまじで可愛い見ているだけでごちそうさまですありがとうございます」の一文を息継ぎなしで
言えそうなくらいに思いがただれ落ちる。好きなものを見ている時ってそうなる。
店全体の雰囲気も好みで、帰国したら絶対に日本の店舗にも行く気でいた。
これは帰国してから知ったことだけど、Anthropologieは日本にはなかった。
なんとなくそんな気もしていたが、日本にあったら絶対好きになる人多いと思うのにな、という
根拠のない自信と残念な気持ちで「Anthropologie 日本」「Anthropologie 取扱店舗」などの
単語を検索履歴に残していった。
この夏に気付いたのは、外を歩いた時にスカートの影が素晴らしい造形を成すこと。
服そのものを見て素敵だなと思うことはあっても、服によって生まれる影に見惚れたのは初めてで、
いつもは苦手だと思っている夏を「少しは良いかも」と思えるようにしてくれた。
もうじき夏は終わるし、秋冬の服とはどう頑張っても合わせられないけれど、無理やり通年履くのではなくて、
また来年履くことを夏の唯一の楽しみにしたい。
外側が透けるスカートの影がこうなると気づけたことくらいしか、夏の良さを挙げられない pic.twitter.com/vyZvGwoxwC
— つめをぬるひと (@nail_hito) August 19, 2019
9・10月の特集テーマ「よそおうわたし」の爪「dress」
全てが輝いているよりも、一部だけ煌めいているのが、本当の「眩しい」なんだと思う
使った色
A. She is オリジナルネイル「Dress up」
(9月のギフト「よそおうわたし」に同梱)
B. ゴールド
(ラメの粒が大きいものよりも、どちらかというとメタリックに近いようなゴールドがおすすめ)
C. 細筆の白
D. 大きめのラメが入ったネイル
塗り方
1. 全ての爪に「Dress up」を塗る
2. 両手の親指と人差し指の爪の先端にゴールドで細く縁取るように塗る。
3. 右の小指の爪に、大きめのラメが入ったネイルで重ね塗りする。
4. 左の中指に細筆の白で線を4,5本描き、最後にゴールドで点を描く。
メタリックカラーを爪の先端に細く塗ると、どんな色でも一気に上品な印象になる、と思っている。
小指に使用するラメのネイルはどんなものでも良い。
普段そんなに使わないまま自宅に眠っているものでも良いし、
あえてこのためにラメのネイルを探しに行ってみるのも楽しいと思う。